簡単カードキャッシング!自分向きローンカード選び

キャッシングの審査は意外に厳しい!申込者の半数も通過できていない

金融機関はキャッシングで利益を上げているので、融資したお金は必ず返済してもらう前提でなければ融資せず審査を行っています。

この審査には金融業者ごとに難易度があり緩い場合も有れば厳しい場合も有ります。

この審査に通過できる人の割合は審査通過率で表されますが、例えば銀行よりも審査が緩いと言われる大手消費者金融でも50%に達しておらず、銀行も含めて意外に厳しいという事が分かります。

ですから、お金が必要になった場合でも、安易に申込むのではなくて、予め、自分の通過の可能性を返済能力や信用の面から評価して、安易に申込みを行うようなことはやめましょう。

キャッシングは審査に通過しなければ利用不可!審査には難易度がある

キャッシングを利用するには申込みを行うだけでは駄目で、申込みを行った後に、キャッシングそれぞれで決められている審査基準による審査に通過する必要があります。

この審査基準は、表に公開されるようなことが無く、内容は分かりませんが、本人確認、返済能力、信用について様々な角度から確認や評価が行われることになっていて、これらに問題があれば否決になります。

ただし、この審査基準は金融業者それぞれで違いがあって、その内容によって審査に通過しやすいか、通過しにくいかといった難易度があり、概ね銀行が厳しく消費者金融は緩いと考えられています。

キャッシングを利用するには審査通過が必須

キャッシングはATMからお金が引き出せるので、急にお金が入用になっても対応できて、便利だと考える人も多く、自分も申込んでおこうという人も多いでしょう。

しかし、キャッシングというのは借金ですから、金融業者は申込みがあったからと言っておいそれと貸してくれるわけではありません。

しっかり審査を行って返済が見込めない人には融資しません。

ですから利用者が安易な気持ちで申し込みを行っても、利用を断られることもあります。

つまりキャッシングといえども利用するためには審査通過が必須という事で、審査で何らかの問題があると判断されれば、キャッシングの利用はできないのです。

審査では何が行われるのか?

ではこの審査ではどのようなことが行われるのかという事が気になりますが、実際の審査ではキャッシングごとに用意されている審査基準に沿って確認や評価が行われることになっています。

しかし、この審査基準は金融業者外に公開されるようなことは無いので、審査の詳細な内容については分っていません。

ただし、どのようなことが行われているのか程度は分っていて、次のような項目が挙げられます。

  • 申込者が本人であるという確認
  • 申込者の返済能力の評価
  • 申込者の信用の評価

本人確認は他人に成りすまして申込みを行うようなことをしなければ、大丈夫ですが、返済能力や信用については、申込者によってはかなり厳しい審査になる可能性も有ります。

審査では金融業者ごとにそれぞれ難易度がある

先程説明したようにキャッシング審査で利用される審査基準というのは金融業者ごとに作られていて、当然ですがその内容には違いがあります。

このため、申込者の状況によっては、通過しやすい内容の場合も有れば、通過が難しい内容の場合もあって、利用者ごとに審査には難易度があると考えられます。

また、金融業者間にも序列のようなものが有って、概ね審査には次のような難易度に分れていると考えられています。

(難)銀行 > 大手消費者金融 > 中小消費者金融(易)

つまり銀行が最も厳しく、大手消費者金融は銀行の審査よりも緩いという事になります。

特に最近では銀行と大手消費者金融がグループ企業になっていて、銀行の厳しい審査に通過できなければそのグループに属する大手消費者金融で融資するというような住み分けができている場合も有ります。

~審査では嘘を言ってはいけない!~
本文では審査の内容について説明していますが、これ等では申込情報や申込時に提出する必要書類が判断に利用されます。

このため、こういった書類などで嘘の記載や偽造を行って申込みを行う人もいますが、そういったことは審査中に必ずバレてしまい、信用を失う事になるので絶対に止めましょう。

消費者金融のカードローンでも審査は意外に厳しく半数以上が否決!

この審査にどの程度の人が通過しているのかを示す情報が、審査通過率というもので、申込者に対する審査通過者の割合を表していますが、これを公表しているのは大手消費者金融のみになっています。

この大手消費者金融の審査通過率の場合、すべての業者が40%台になっており、半数を示す50%にも達していない事が分っています。つまり申込んでも半数以上は借りられないという事です。

審査の難易度から言えば大手消費者金融よりも銀行の方がさらに厳しいと考えられていることから、銀行も含めてキャッシングのうち申込者の多いカードローンの場合審査は意外に厳しいと考える必要があります。

審査通過率とは?

そこで申込者が気になるのが、どの程度の人が審査に通過できるのかという事でしょう。

この審査にどの程度通過できているのかを表す数字が審査通過率というもので、次のように計算されます。

審査通過率(%) = 審査通過者数 ÷ 申込者数 × 100

これを見れば、その金融業者の審査が厳しいのかあるいは緩いのかがある程度判断できる訳です。

例えば審査通過率が50%というい場合、審査ではおよそ半数の人が通過できるという事になります。

ただし、この審査通過率を公表しているのは大手消費者金融だけの為、的確に判断するには少々情報不足と言わなければなりません。

大手消費者金融でも審査通過率は50%に満たない

そこでこの大手消費者金融の審査通過率ですが、大手消費者金融によってばらつきがありますが、概ね40%台になっていて、50%には達していません。

つまり大手消費者金融の場合、申込者の半数以上が審査に通過することができず、希望する融資が利用できていないという事になります。

こういった人の場合、融資の利用を諦めるか、あるいはもっと審査が緩いと言われている中小消費者金融を申込むという事になるでしょう。

銀行も含めてカードローンの審査は意外に厳しい

キャッシングの申込みを考えている人の場合、できれば銀行のものを利用したいが、それが無理なら大手消費者金融のものでも構わないと考えている筈です。

ところが先程の大手消費者金融の審査通過率を見れば分かりますが、銀行よりも審査が緩いはずの大手消費者金融の場合でも、審査に通過できるのは半数以下なのです。

銀行の場合はこれよりも審査の難易度は高い訳ですから、審査通過率はさらに低くなっている筈です。

こう考えてくると、銀行や大手消費者金融が提供しているキャッシングであるカードローンは、申込者が考えるよりも審査に通過できる人は少なく、意外に厳しいと考えなければなりません。

~審査が否決になっても落胆してはいけない~
本文で説明しているようにキャッシングの審査は意外に厳しいので、申込んだけれども、審査が否決だったという人も多く、審査結果を聞いて落胆してしまう人も多いはずです。

しかし否決になる人が申込者の半数以上な訳ですから、あまり落胆する必要はありません。多少時間を空けて別を申込めば通過できる可能性がありますし、それを機会に借入れではなく節約を考える事もできます。

申込みの前に審査通過の可能性を評価!無理な申込みは止めよう

ですから、申込む方も審査は厳しいものだという事を理解して、申込みの前には、自分が通過できそうかどうか、予め評価してみましょう。

まずは返済能力の評価で、審査通過の為には、一定額以上の年収と月々安定した収入があるのか判断してみてください。

次は自分の信用の評価で、これは過去の金融取引状況によって判断されますから、過去にローンや各種支払いが滞ったり、債務整理に追込まれたりしていないか思い出してみましょう。

もしこういった点で問題があれば、無理に申し込んだとしても、審査通過は難しくなってしまいますから、借入れをするのではなく、別の方法を考えたほうが良いでしょう。

自分で返済能力の評価をしてみよう

このように審査通過はそう簡単ではない訳ですから、キャッシングの申込みを考える場合には、その前に自分の審査通過の可能性を自分なりに評価して見る事も必要です。

そこで先程示した審査の内容から、どのように考えればよいのかを説明していく事にしましょう。

そこで、まずは返済能力の評価という事になりますが、返済能力は次のような評価が行われているようです。

  • 一定額以上の年収がある
  • 安定した月収がある

一定額というのは通常200万円と言われており、金融の世界では200万円の壁と言う言葉も有ります。

ただし、これは絶対という事ではなく、キャッシングによってはもっと少額でも審査に通している場合はあるようです。

安定した月収というのは職業や職種によって判断されることになり、正規採用の公務員や会社員の場合には、評価が高くなりますが、雇用が不安定になるにしたがって、評価は低くなっていきます。

例えば短期アルバイトや水商売というような場合には、審査通過の見込みはありません。

そこで自分の場合どうなのかよく考えてみてください。

信用の評価は過去の金融取引状況を思い出す必要がある

次に信用の評価という事になりますが、これは過去の金融取引状況が判断材料という事になります。

過去の金融取引状況は信用情報というものに蓄えられており、金融業者は審査の際に、この情報を参照して信用を評価することになります。

この信用情報には、個々のローンの返済状況や、電気料金や電話料金など様々な料金の支払い状況、債務整理の有無などの記録が残っています。

こういった情報の中に、例えばローンの返済や各種支払いを滞納したというようなことが有れば、信用の評価は下がる事になります。

また債務整理を行ったと言うような情報が有れば、審査通過はかなり難しくなるはずです。

ただし過去にローンを利用してしっかり返済したというような情報が格納されていれば、信用の評価は上がりますから、信用情報をあまり毛嫌いする必要はありません。

まずは過去の金融取引状況に何か問題が有るかどうか、よく思い出してみてください。

無理な申し込みをしても審査通過は難しい

このような項目について、自分なりに評価を行って、審査通過の可能性を探ってみてください。

もし自分での評価があまり高くなく、審査通過は難しいと考えた場合には、無理に申込むのではなくて、借入れ以外の方法を考える事も必要でしょう。

例えば、生活費の補填程度であれば、借入れしなくても節約で乗り切れる可能性もありますし、趣味やレジャーであれば、断念するか先に延ばすことを考えることも必要になります。

慌てても申込みを繰り返すと申込ブラックと言って、暫く審査通過ができないような状況に陥ることも有るので、十分注意しなければなりません。

~返済できなくなると信用を失う事になる~
もし幸い審査に通過できて、利用を開始したとしても、返済ができなければ、信用は大きく失われることになります。

ですから、審査に通過できたとしてもキャッシングの利用には十分注意して下さい。

闇金は利用してはいけない!申込みの前に確認しておくべき

もし、キャッシングを申込んで審査に通過できなかった場合、更に審査が緩い業者を探して、借入れしようと考える人がいますが、そういう場合も闇金は利用しないようにしてください。

闇金は高金利で厳しい取り立てをするという印象がありますが、最近では取り締まりが厳しくなっていて、手口も巧妙化しており、知らないうちにお金を搾り取られているという事も有ります。

ですから、キャッシングを利用しようという場合には、まずはその業者が闇金ではないことを確認して、正規業者であるとわかった場合だけ利用するようにして下さい。

正規業者では借りられないと判断しても闇金は利用してはいけない

信用評価が低くなってしまうと、大手だけではなく中小消費者金融でも審査通過が難しくなってしまう事があり、こういう場合は、法的に貸金業者として登録された正規業者では借りられないという事です。

そこで登場するのが、そういった人にも融資を行う貸金業者登録をしていない非正規業者です。

こういった業者を闇金と呼びますが、映画やドラマに様々な形で描かれているので、知っている人も多いでしょう。

当然ですが、貸金業法では、貸金業を営むには都道府県知事の許可が必要になりますから、こういった闇金は本来は存在してはいけない業者です。

しかしながら、現実には、裏社会の資金源になることも有って、多くの闇金が街中には散在しています。

こういった闇金は存在自体が違法なものですから、例え借入れできるにしても、実際に借りるようなことにならないように十分注意してください。

闇金の手口は巧妙化している

闇金は以前は法定金利の上限を超えるような高い金利をつけて、返済ができなくなると、厳しい取り立てを行って、強引に回収するというのが手口でした。

しかし、現在では、そんなことをしていれば、たちまち取り締まりが行われ潰されてしまい元金すら回収できなくなるので、手口はもっと巧妙化しています。

例えば、金利は上限金利を守り、返済が滞った場合には、別の闇金を紹介して、利息分だけ借りさせ、それを支払わせます。

利息分だけですから、元金はそのまま残り、翌月もまた同じだけ利息を支払わなければならなくなります。

こういったことを続ければ、利息ばかり支払い、元金が減らないので返済は終らず、いつまでも払い続け闇金はずっと利益を上げる事ができます。

また利息分を借りた闇金にも返済が必要ですから、支払いを続けても負債は大きくなるばかりという状況に追い詰められてしまいます。

正規業者と闇金を見分ける方法

ですから、金融業者を探すにしても、こういった罠にかからないように、しっかり闇金かどうか見分けて、そういった業者を避けなければなりません。

ではどうやって闇金を見分ければよいのかという事になりますが、これには闇金の特徴を利用します。

先程説明したように闇金は法的な登録がなされていません。ですから逆に考えればこの登録がなされていれば、正規業者という事になります。

この貸金業者の登録情報は、金融庁で一元管理されており、インターネット経由で誰でも検索することができるようになっています。

そこで、貸金業者を探す場合には、まずこの情報を検索して、利用を考えている業者が提示している情報と比較して次の情報が一致するかどうか確認しましょう。

  • 業者名
  • 代表者名
  • 登録番号
  • 所在地
  • 電話番号

闇金の場合、こういった情報を表示していないか、あるいは実際にある業者のものを使っている場合がりますが、その場合でも電話番号などは変えているので、これらすべてが一致すればその業者は正規業者です。

このようにすれば正規業者と闇金を見分ける事が可能です。

~公的な貸付制度の利用も考えよう~
もし、もう闇金しか借入れできる業者が無いというような場合には、民間での融資の利用は難しいので、公的な貸付制度の利用を考えてみましょう。

条件さえ満たせれば、公的なものですから、闇金よりも安心ですし、有利な条件で借りることも可能です。

ここでキャッシングの審査は厳しいという事について纏めておきます。

  • キャッシングの審査には難易度がある
  • 大手消費者金融のキャッシングでも審査は意外に厳しく半数以上が借りられていない
  • 申込みの前に自分なりに審査通過の可能性を評価してみるべき
  • 闇金なら融資の可能性があるが絶対に利用してはいけない

キャッシングの審査は説明したように意外に厳しいですが、その他のローンと比べるとそれでも緩い方と言えます。つまりお金を借りるというのはそう簡単ではないということです。十分注意してください。

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