カードローンレイクALSAは500万円まで!金利は最高18%
レイクはもともと大手消費者金融の一角を占める業者で最初は会社名兼ブランド名を表していましたが、その後新生銀行のカードローンのブランド名に変わりました。
しかし最近になってレイクALSAとなり元々の消費者金融のブランドに戻っています。
融資は500万円までに対応しており、最高18%の金利で融資が行われています。申し込みはネット経由、自動契約機、電話の3種類の方法が提供されています。
借入れはATMを利用する方法と振込依頼によって振込んでもらう事か可能で、返済はネット経由や自動引落など4つの方法から選んで利用する事ができます。
レイクの歴史はちょっと複雑?現在はレイクALSAという名前で提供
レイクは現在でも大手消費者金融だと考えるくらい浸透している名前ですが、確かに以前は大手消費者金融の名称で、キャッシングのブランド名としても使われていました。
ところが大手消費者金融のレイクは新生銀行の支援を受け新生ファイナンシャルという名前になり、レイクは新生銀行のカードローンのブランド名として残る事になったのです。
そして2018年になって、新生銀行はレイクの募集をやめ、元々の消費者金融であった新生ファイナンシャルがレイクALSAというブランド名でカードローンを提供し始めました。
レイクはもともと大手消費者金融の社名兼ブランド名だった
レイクと言えば大手消費者金融を思い浮かべる人が多いですが、実際には大変複雑な歴史を持っています。そもそも今現在レイクという消費者金融は存在しません。
レイクというのは元々は1964年に大阪で設立されたパーソナル・リースが元になっており、1975年にレイクという社名になりました。
以降も様々な紆余曲折が有ったのですが、レイクという会社名でほのぼのレイクというブランド名のキャッシングを提供していました。
つまりこの時点では確かにレイクと言う消費者金融が存在していたのです。
ただし、その後ゼネラル・エレクトリックの関連会社になったことで2000年にはジー・イー・コンシューマー・クレジットに会社名を変更しました。
この時点でレイクはほのぼのレイクというブランド名としてだけ残る事になったのです。2006年にはこのほのぼのレイクを単にレイクに改めブランド名として利用するようになりました。
新生銀行がカードローンのブランド名に利用した
2008年には新生銀行がゼネラル・エレクトリックから買収したことで、新生銀行の子会社となり2009年には新生フィナンシャルに社名を変更しました。
そこでレイクはこの新生ファイナンシャルのカードローンのブランド名で生き残るものと思われていました。
しかし、新生銀行側が、レイクというブランド名の知名度が高いことからこれをブランドとして活用することになったのです。
このため新生ファイナンシャルとしてのレイクの募集は2011年に終了し、レイクは新生銀行側のカードローンのブランド名となったわけです。
ただし、新生ファイナンシャルの方も新生ファイナンシャルカードローンという形でそれまでレイクだったカードローンの提供は続けていたのです。
最近になって新生ファイナンシャルに戻ってレイクALSAになった
ところが、このレイクという名前が大変浸透していたことも有って、いつまで経っても大手消費者金融というイメージが抜けませんでした。
新生銀行の方も期待したほどには利用者が増やせず、かえって重荷になってしまったため、レイクとは別のカードローンの提供を始め、レイクの募集をやめる事になったのです。
現在レイクと言えば、この新生ファイナンシャルのレイクALSAを指すことになり、過去のレイクとは内容的に類似でも違うカードローンになるので注意してください。
本文で説明しているようにもともとレイクだった消費者金融は新生銀行の子会社になっています。
これと同じでアイフルを除く大手消費者金融は大手銀行の持ち株会社の子会社という位置付けになっており、大手銀行のグループ企業です。
レイクALSAは最高18%の金利で500万円迄!申込方法は3種類
このようにレイクALSAは新たに生まれたカードローンですが、内容的に言えば、新生銀行で提供していたレイクを踏襲しており、同じような利用が可能になっています。
融資の限度額は500万円までで、大手銀行や一部の大手消費者金融の800万円には及びませんが、十分高額融資が利用でき、金利も他の大手消費者金融と同様に最高18%です。
レイクALSAの申込方法は、ネット経由の他、店頭などの自動契約機、電話の3つの方法が利用でき、ネット経由だけではなく自分が利用しやすい方法を選ぶことが可能です。
レイクALSAとは?
レイクは説明したように、いろいろと扱う業者が変わってきたわけですが、それでもある程度の継続性はあり、現在のレイクALSAも直前の新生銀行が提供してきたレイクに類似の内容になっています。
現在のレイクALSAの仕様を次に示します。
商品名 | レイクALSA |
---|---|
融資額 | 1万円~500万円まで |
金利(年利) | 4.5%~18.0% |
返済方式 | 残高スライド方式または元利定額リボルビング方式 |
500万円まで最高18%の金利で利用が可能
このようにレイクALSAの場合最高500万円までの融資に対応していて、最近の大手銀行や一部の大手消費者金融では800万円となっていますが、500万円でも十分高額と言えます。
レイクALSAを提供している新生ファイナンシャルは消費者金融ですから貸金業法の総量規制が適用されます。
このため例えば500万円借りるためには年収が1500万円以上必要ですから、多くの場合、800万円であろうが500万円であろうが、そこまで借りる事はできませんのであまり気にする必要はありません。
金利は4.5%~18.0%となっていて、銀行に比べれば上限は高くなりますが、それでも他の大手消費者金融と同程度で借りられるという事になります。
レイクALSAの申込みはネット経由等3種類
このレイクALSAの申込みには、次の3つの方法が利用できます。
- インターネット経由(パソコン、スマホ)
- 自動契約機
- 電話
この中から自分の申込み易い方法を選んで申し込んでください。スマホから申込む場合には専用アプリの提供も有るので、スマホの利用に馴れている人にはお勧めと言えるでしょう。
新生ファイナンシャルは他の大手消費者金融と違ってレイクの提供は一度新生銀行側に渡ったことも有って、申込方法などを見直せる機会が何度かありました。
他の大手消費者金融では提供している申込方法は過去から提供している方法を残しているので、もっとたくさんの方法が用意されています。
しかし新生ファイナンシャルはこのような見直す機会があり、申込方法は現在よく利用される3つを残して、利用者のあまりいない郵送などの方法は止めてしまったようです。
レイクには以前から2種類の無利息期間がありましたが、レイクALSAにも同様に2種類の無利息期間が用意されています。
1つはネット経由での申込みに限って借入額全額に対して契約翌日から60日間無利息、もう一つは申込方法を問わず借入額のうち5万円まで契約翌日から180日間無利息というのもです。
ただし適用されるのは初めて利用する場合のみで、どちらかしか選べないため、自分の借り方でお得になる方を選ぶようにしましょう。
借入れはATMと振込み!返済は自動引落しなど4種類
レイクALSAの借入方法は、他の多くのカードローンと同様にATMからの引出しと振込依頼による指定口座への振込みの2つの方法から選ぶことができます。
返済方法は自動引落の他、ネット経由の返済など4種類の方法の利用が可能で、この中から自分が返済しやすい方法を選んで月々返済することになります。
返済方式は残高スライド方式と元利定額リボルビング方式の2つの方式から選ぶことができるので、自分の利用方法を考えて、どちらで返済するかを選択してください。
レイクALSAの借入方法はATMか振込依頼
レイクALSAの借入方法には次の2つの方法が用意されています。
- ATMからの融資の引出し
- 振込依頼による指定口座への融資の振込み
ATMの場合、新生銀行にレイクがあった時と同様に新生銀行の店舗いにあるレイクATMと、その他の提携金融機関のATMが利用できます。
提携ATMは次の金融機関のものが利用可能です。
- セブン銀行
- E-net
- ローソンATM
- イオン銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- 東京スター銀行
- 第三銀行
- 広島銀行
- 西日本シティ銀行
- 福岡銀行
- 親和銀行
- 熊本銀行
- クレディセゾン
レイクALSAを利用する場合には身近にこれらの金融機関のATMがあるかどうか確認してみましょう。
振込依頼はネット経由と電話に対応していて予め振込みを行う普通預金口座を登録しておく必要があります。
返済方法は自動引落など4種類が利用可能
返済方法としては次の4つから選ぶことができます。
- 自動引落
- Web返済
- ATMからの入金
- 指定口座への銀行振込
どれを選ぶかは、自分が便利に利用できるもので決めれば良いでしょう。
ただしWeb返済を使用する場合には金融機関が限定されるので、利用前に調べて、自分がその銀行に普通預金口座を持っていることを確認してください。
また銀行振込を利用する場合には、振込手数料が掛かってしまうので、注意しなければなりません。
返済方式は残高スライド方式と元利定額リボルビング方式の2つ
先程の表に示したようにレイクALSAの場合、返済方式は次の2つから選ぶことができます。
- 残高スライド方式
- 元利定額リボルビング方式
残高スライド方式は借入残高を段階的に区切って各段階で月々の返済額が決まっている方式でレイクALSAの場合例えば50万円までは次のようになっています。
利用残高 | 月々の返済額 |
---|---|
10万円以内 | 4000円 |
10万円超20万円以内 | 8000円 |
20万円超30万円以内 | 1万2000円 |
30万円超40万円以内 | 1万3000円 |
40万円超50万円以内 | 1万4000円 |
元利定額リボルビング方式の場合は、幾ら融資を利用しても元金の返済分と利息の合計が一定額になる方式です。
レイクALSAの場合契約している利用限度額によって変わり、利用限度額が10万円の場合には4000円、20万円の場合には8000円という事になっています。
どちらを選ぶかが自分の考え方次第ですから、自分の利用方法に沿ってお得になる方を選びましょう。
返済方法は本文では自分で選べば良いと言っていますが、実際にはもう一つ考慮すべき点があって、返済日を忘れるという前提で選ぶべきと考えて下さい。
そのため最も良い方法としてはやはり自動引落で、残高不足という可能性はありますが、他の方法のように忘れてしまって、返済できない可能性はかなり低い筈です。
レイクALSAの注意事項!返済方式には要注意
レイクALSAを利用する場合には次のような注意点があります。
まず提携ATMでは借入と返済、それに一括返済が可能ですが、提携先によっては一部のサービスが利用できなくなっている場合も有るので、提携ATMを利用する場合には、予め確認しておくようにしましょう。
また返済方式にはそれぞれ注意が有って残高スライド方式は残高によって返済額が変わり、高額の借入れをしてしまうと返済額も高額になる可能性があって返済できなくなることも考えられるので注意が必要です。
元利定額リボルビング方式の場合には、返済額は月々変わりませんが、借入残高が増えて利息が多くなると返済効率が悪くなって、利息が膨らんでしまう可能性があるのでやはり注意が必要です。
提携ATMは利用できるサービスに制限がある場合がある
レイクALSAを利用する場合、他のカードローンと同じで、いくつか注意しなければならい点があります。
まずATMですが、提携ATMの場合利用できる機能に制限がある場合があります。
レイクALSAでは、ATMの利用機能を次の3種類に分けています。
- 借入
- 返済
- 一括返済
借入れについては全ての提携ATMで利用が可能ですが、返済ができないもの、返済はできても一括返済ができないものがあります。
ですから、自分が利用する予定の機能が、利用する予定のATMで利用できるかどうか予め確認しておきましょう。
残高スライド方式を選ぶ場合の注意
もう一つは返済方式によるもので、残高スライド方式にも元利定額リボルビング方式にも注意点があります。
まず残高スライド方式ですが、残高スライド方式というのは利用残高が増えると、月々の返済額も高額化する事になるので、借り過ぎてしまうと、自分の返済能力を超えてしまう可能性があります。
ですからこの方式で利用する場合には、自分の返済能力を把握し、それ以上の返済額にならないように注意しなければなりません。
元利定額リボルビング方式を選ぶ場合の注意
また元利定額リボルビング方式にも問題があります。この方式ではいくら高額利用をしても月々の返済額は一定になります。一見返済しやすい方式なのですが、高額利用をした時には注意が必要です。
月々返済額が一定とは言っても、実際には元金の返済額と利息の合計が一定になるということですから、利息が増えると、元金は少ししか返済できません。
ですから高額の借入れをした場合には、利息が高額化するので元金の返済はあまりできず、翌月もあまり変わらない元金で利息が計算されます。
そうするとまた利息は高額になり、やはり元金はあまり減りません。
このように借り過ぎた場合、なかなか元金が減らず、その間利息だけが積み重なっていくわけです。
このためこの方式では借り方によって完済したときの返済総額が、他の方式に比べて高額化してしまう事があるのです。
したがって、この方式でもやはり借入れのし過ぎには十分注意しなければならない訳です。
本文で説明している自分の返済能力の計算はまず1年程度前からの収入額と支出額を調べて、月ごとの収支額を次の計算式で計算してください。
この収支額が月々の自分の余裕ですから、この収支額の中から返済できれば、生活に支障を出さずに返済できます。
そこで収支額が最も少額になるときを自分の返済能力と捉えれば、返済できなくなるような事はまずないはずです。
ここでカードローンレイクALSAについて纏めておきます。
- レイクは現在レイクALSAとなって提供されている
- レイクALSAは最高18.0%の金利で500万円までの融資に対応
- 借入れはATMなど2種類返済は自動引落など4種類に対応している
- 返済方式が2種類あるが問題点を把握し返済できなくならないように注意が必要
レイクALSAも他の消費者金融のカードローンと同程度の融資内容ですから、銀行のものに比べて金利が高めになる為、借り過ぎにならないようにまずは借りずに済ませられないかを考える習慣をつけましょう。