りそな銀行カードローンは最高800万円まで!金利は最高13.5%
りそな銀行は大阪に本店を構える都市銀行で、メガバンクまではいきませんが巨大銀行と言えるでしょう。提供しているりそなプレミアムカードローンは最高800万円まで、3.5%から13.5%で提供しています。
申込方法はネット経由の他、全部で4つの方法が利用できますが、申込条件には66歳未満と明記されており、66歳以上の高齢者は申込みができません。審査の難易度は中程度と言われています。
借入れはATMから引き出す方法と自動融資の利用が可能で、返済は自動引落とATMからの随時返済が可能です。
返済方式は残高スライド方式で月々最低1万円となっており現在では負担が大きいと言えるでしょう。
りそな銀行カードローンとは?800万円まで最高13.5%で利用可
りそな銀は旧大和銀行とあさひ銀行が合併してできた銀行で、メガバンクほどではありませんが、かなり巨大な規模を持った都市銀行と言え、大阪に本店を構えています。
りそな銀行カードローンは現在りそなプレミアムカードローンと名前を変えて提供されています。
りそなプレミアムカードローンは最高800万円まで、3.5%から13.5%までの金利で融資が行われていますが、最高金利が13.5%というのはメガバンクを含めた都市銀行の中ではかなりの低金利です。
りそな銀行とは?
りそな銀行は大阪市中央区に本店を構える都市銀行で信託部門をもつ銀行として有名で、2003年に大和銀行とあさひ銀行の2つの都市銀行が合併してできた銀行です。
ただし、それ以前にあさひ銀行は当時の都市銀行下位の旧協和銀行と旧埼玉銀行が合併してできた銀行ですから、多くの旧都市銀行がりそな銀行を構成していると言えるでしょう。
現在のりそな銀行は、メガバンクほどの巨大さはありませんが、それでもかなりの規模を持つ銀行となっています。
りそなプレミアムカードローンとは?
当然りそな銀行でもカードローンがあり、これまでりそなカードローンという名前で提供されていましたが、2019年7月8日からりそなプレミアムカードローンと名称変更されました。
りそなプレミアムカードローンの仕様は次のようになっています。
商品名 | りそなプレミアムカードローン |
---|---|
融資額 | 10~800万円(13段階に分けられている) |
金利(年利) | 3.5%~13.5% |
返済方式 | 残高スライド方式 |
最高800万円まで最高13.5%の金利で融資される
表に示したとおりりそなプレミアムカードローンは800万円までの融資に対応しています。
提供される融資上限は次の13の型に分かれており、それぞれ次の金利で提供されることになります。
型 | 金利 |
---|---|
10万円型 | 13.5% |
30万円型 | 13.5% |
50万円型 | 13.5% |
70万円型 | 13.5% |
100万円型 | 13.5% |
150万円型 | 10.0% |
200万円型 | 10.0% |
300万円型 | 7.0% |
400万円型 | 5.5% |
500万円型 | 4.9% |
600万円型 | 4.5% |
700万円型 | 4.0% |
800万円型 | 3.5% |
またりそな銀行で住宅ローンを借りていたり、給与振込を利用している場合には、金利が-0.5%になる特典があります。
最高金利の13.5%というのは他の銀行と比較しても、かなり低金利になるので、カードローンとしてはお得な部類に入るでしょう。
読者の中には埼玉りそな銀行という名前を聞いた人も多いはずです。この埼玉りそな銀行は同じりそなホールディングスの子会社ではありますが、りそな銀行とは別会社の都市銀行です。
りそな銀行の元になっているあさひ銀行は協和銀行と埼玉銀行の合併した銀行でしたがりそな銀行になるときに、埼玉県内にある旧埼玉銀行の店舗が独立して埼玉りそな銀行となりました。
りそなプレミアムカードローンの申込方法とは?審査の難易度は中程度
りそなプレミアムカードローンの申込方法はネット経由の他、郵送やFAX、電話が利用できますから、ネット利用に馴れていなくても安心して申し込むことができます。
申込条件は安定収入がある事に加え、年齢制限があり20歳以上66歳未満となっているので、高齢になってからでは申込むことができないため注意してください。
審査の難易度は最高金利が比較的低いことから、かなり厳しくてもおかしくないのですが、実際には銀行のカードローンの中では中程度の言われています。
もちろん緩いという訳ではないので安易に考えてはいけません。
りそなプレミアムカードローンの申込方法
りそなプレミアムカードローンの申込方法には次のような方法があります。
- 電話
- FAX
- 郵送
- ネット経由
ネット経由だけではないので、ネット利用に馴れていない人でも安心して申込みができます。
申込みの流れは、ネット経由の場合次のようになります。
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このように審査は仮審査と本審査の2段階に分かれていますが、りそなプレミアくカードローンの場合、契約まですべてWEB上で行う事ができます。
りそなプレミアムカードローンの申込条件
ただし、申込むためにはりそな銀行が定める申込条件を満たしている必要があるので注意が必要です。
りそなプレミアムカードローンの申込条件は次のようになっています。
- 安定収入がある
- 申込時の年齢が20歳以上66歳未満
このほか指定の保証会社の保証が受けられる人でなければ申込めません。
他の銀行の場合配偶者に安定した収入が有れば、専業主婦の申込みも可能としている場合も多いですが、りそなプレミアムカードローンの場合はそういった人の申込みは認めていません。
また年令制限も66歳未満までとなっている為、高齢者が申込むのは難しくなっています。
審査の難易度は銀行の中では中程度
審査の難易度は、適用金利が最高13.5%と銀行の中でも大変低くなっているので、かなり厳しくてもおかしくはないのですが、銀行の中では中程度ではないかと言われています。
ですからこの13.5%という数字は、メガバンクに対抗してりそな銀行が利用者獲得をするための宣伝材料だと考えられます。
この金利につられて申込みをしてくる人を中程度の審査である程度確保すれば、利用者数はそれなりに多くなるという考え方です。
利用者の方も有利さを追求するのであれば、これを利用しない手はありませんから、カードローンの選択肢の候補にしておいてもよいでしょう。
りそなプレミアムカードローンは申込時にはりそな銀行に普通預金口座は必要ありませんが、契約時には必要になります。
ですからりそな銀行に普通預金口座が無い人がりそなプレミアムカードローンを申込むのであれば、並行して普通預金口座の開設の申込みも行っておきましょう。
借入方法は2種類!返済方式は残高スライド方式で最低1万円
りそなプレミアムカードローンの借入方法は普通預金口座のキャッシュカードによるATMからの融資の引出しの他、引落し時等の残高不足への自動融資が用意されています。
返済方法は月々の約定返済は普通預金口座からの自動引落によって行われ、この他何時でも返済できる随時返済はATMからの入金によって行う事ができます。
返済方式は残高スライド方式が採用され、最低月々1万円になっています。この1万円というのは以前は普通でしたが最近ではかなり高いほうになるので、返済には十分注意が必要です。
りそなプレミアムカードローンの借入方法はATMなど2種類
りそなプレミアムカードローンの借入方法は次の2種類が利用できます。
- キャッシュカードによるATMからの引出し
- 現金の引き出しや自動引落時に残高不足が生じた場合の自動融資
このようにATMからの引出しと自動融資には対応していますが、他の金融業者のカードローンのように振込依頼による融資はありません。
今後ネット上での取引が増えて行った場合、自分の口座に振り込んでもらえた方が便利なように思うので、プレミアムと名前を付けているのですから、振込での融資にもぜひ対応して欲しいものです。
りそなプレミアムカードローンの返済方法
りそなプレミアムカードローンの返済方法には次の2種類が用意されています。
- 約定返済
- 随時返済
約定返済は毎月返済方式に沿って少しづつ返済していく方法で、これは指定口座から自動的に引落しで行われます。
随時返済は何時でも幾らでも返済する事ができ、ATMからの入金で行う事になります。
返済方式は残高スライド方式で最低1万円となっている
返済方式は残高スライド方式で毎月5日を基準日にして、その日の借入残高によって、次のように返済額が決まっています。
基準日の借入残高 | 返済額 |
---|---|
1万円未満 | 全額 |
1万円以上50万円以下 | 1万円 |
50万円超100万円以下 | 2万円 |
100万円超200万円以下 | 3万円 |
200万円超300万円以下 | 4万円 |
300万円超400万円以下 | 5万円 |
400万円超500万円以下 | 6万円 |
500万円超600万円以下 | 7万円 |
600万円超700万円以下 | 8万円 |
700万円超800万円以下 | 9万円 |
残高スライド方式の場合最近の傾向としては、最低2千円程度のものが増えていますが、りそなプレミアムカードローンの場合最低1万円になっているので、返済の負担は大きいと考えるべきでしょう。
返済日は大手金融業者の場合、利用者が選べたり、幾つかの指定日から選べたりして、比較的柔軟になっている場合がありますが、りそなプレミアムカードローンは毎月5日と決まっています。
ですから給料日から遠い場合には、残高に注意して返済するお金を残しておくようにしてください。
りそなプレミアムカードローン利用の注意!提携ATMの手数料に注意
りそなプレミアムカードローンの利用では注意すべき点があります。
まずATMは提携先も多いですが、提携先によっては利用時に利用手数料が掛かる場合があるので、予め掛からないATMを覚えておいて、なるべく手数料を支払うことなく利用してください。
またやはり提携先のATMによっては、随時返済の為のATMからの返済ができない場合があるので、随時返済も併用して返済を考えている場合には利用できるATMを確認しておくべきでしょう。
さらに返済方式である残高スライド方式は借り過ぎてしまうと返済額が高額化するので、自分の返済能力で返済できる借入残高は幾らまでなのか、予め確認しておきましょう。
ATMは提携先により利用手数料が掛かる場合がある
りそな銀行はメバガンクほどではありませんが、大きな銀行であることは間違いなく、提携している金融業者もやはり多数存在します。
このため借入れや返済に利用する場合も提携ATMの利用が可能で、多くの銀行の他、コンビニATMの利用もできます。
ただし、一部の提携先では利用に際し、利用手数料がかかる事になるので、できれば、掛らないATMがどこにあるのか調べておいて、できるだけ損失を少なくするようにしましょう。
どういったATMが利用できるのかはりそなプレミアムカードローンのWEBページの最新情報で確認してください。
ATMにより返済に利用できない場合がある
ATM関係でもう一つ注意しなければならないのが、随時返済に利用する場合です。随時返済でもやはり提携ATMが利用できるようになっていますが、提携先によって返済には利用できないことがあります。
つまり融資の引出しに利用しているから、返済もできるだろうと考えて利用しようとしたら使えなかったというようなことが発生する可能性がある訳です。
ですから、先程の利用手数料の有無を調べる場合には、返済の可否についても同時に調べておいて、先々間違いのないように十分注意してください。
残高スライド返済方式のため借り過ぎると返済額が高額化してしまう
先程残高スライド方式の返済額が最低1万円なので注意が必要という話をしましたが、借入残高が増えると1万円づつ返済額は増額されていくので、これについても十分注意しなければなりません。
例えばそれまで1万円づつ何とか返していたものが、ちょっと借入れを増やしたら、2万円の返済になる可能性も有る訳です。
つまりこの場合返済額はいきなり2倍になるので、家計負担はかなり大きいと考えられます。
ホームページというのは的確に情報が探せて読んで理解してもらわなければ意味を成しません。
ところがりそなプレミアムカードローンのホームページは、欲しい情報がどこにあるのか探すのが面倒でとても使いやすいとは思えません。
改善してもらいたいですが、利用を検討しているのであれば、情報を見逃さないように隅々まで確認するようにしましょう。
もし、分らなければ、直接問い合わせをした方が早くて確実でしょう。
ここでりそな銀行カードローンについて纏めておきます。
- りそなプレミアムカードローンは800万円まで最高13.5%の金利で利用できる
- 申込方法はネット経由等4つの方法から選べ審査の難易度は中程度
- 借入方法はATMと自動融資が利用でき月々の返済は自動引落で行われる
- 提携先によってATMの利用で利用手数料が掛かるので要注意
りそな銀行の場合、銀行ですから年収の3分の1までという法的な上限はありませんが、そいれでも年収の2分の1程度が上限になり、誰でも800万円まで借りられるわけではないので注意してください。