簡単カードキャッシング!自分向きローンカード選び

カードローンの複数借入時の注意とは?返済できる借り方が重要になる

カードローンと言うのは概ね3件程度までなら複数並行利用が可能ですが、返済も複数になる為返済能力の点で問題が出る場合が多く、また返済日もまちまちで、管理に支障が出る事もあります。

ですから複数利用する事を考えた場合でも、まず返済の可能性の評価が必要で、更に返済日を管理しその都度お金を用意する為に、どのような事が必要になるのか予め検討しておくことも大変重要です。

もし返済するお金が足りず、他からの借入れを返済に回すというようなことを行い始めたら要注意で、いずれ返済できなくなってしまう可能性が高く、そうなれば多重債務者になってしまいます。

カードローンは3件程度までなら並行利用できるが問題点がある!

カードローンと言うのはキャッシングの一種ですが、1件だけでは必要なお金に足りない場合でも、3件程度までなら審査に通過できる可能性があり、複数並行して利用する事が可能になります。

ただし、複数利用するという事は月々の返済も複数になる為、合計した返済額は、かなりの高額になってしまう事になり、場合によっては返済が厳しくなる可能性も有ります。

またカードローン毎に返済日が違うため、返済日の管理が難しくなり、返済日ごとに返済するお金を用意しなければならない為、常にお金に追われるような生活になりかねません。

カードローンは複数借入れが可能!3件程度までは容認される

カードローンはローンカードを利用してATMから預金感覚でお金が引き出せるのでキャッシングの中でも大変便利なもので利用者も増えています。

ただし、ローンカードがあれば幾らでも引き出せるという訳ではなく、審査で決められた利用限度額内で、借りたり返したりを続ける事になります。

このため、利用者によっては利用限度額内の融資だけでは足りず、もう一つ別のカードローンを申込んで両方から借りる事を考える場合も有ります。

カードローンのようなキャッシングの場合、そういう事が可能なのかと思うかもしれませんが、金融業者的に言えば、要するに借りたお金を利息付きで返済してもらえば利益が確保できるので構わない訳です。

しかし返済の負担も考えなければなりませんから、融資の可否はカードローンを提供している金融業者によって判断が分かれます。

このため業者によっては、複数並行した利用は認めておらず、2件目の申込みの場合、返済能力が有っても審査は否決にしています。

一方別の考え方の業者では2件目までは容認、あるいは3件目までは容認という業者も有ります。

ただし、4件目以上になると、どの業者も返済を危惧するようになって、審査通過は難しくなります。

ですから、複数並行した借入れは3件程度までと考えておきましょう。

複数利用するには返済能力の問題がある

ただし、このような複数並行した借入では、次のような問題点が指摘されており、これらに対する注意が必要です。

  • 複数借入れしたら返済も複数になり合計の返済額が高額になって返済が難しくなる可能性がある
  • 返済日が複数になる事で管理が煩雑になってその都度お金を準備するのが難しくなることがある

まず合計の返済額が高額になる為、場合によっては返済が厳しくなることも、1件だけ利用している場合に比べて、格段に可能性が高くなってしまいます。

返済日もばらばらで管理が難しくなる

もう一つ、返済日がそれぞれ違ってくるので、借入れを始めた当初は、管理できていたとしても、返済を続けていると面倒になって来てしまって、返済日を忘れる事が出てくるようになるとう問題もあります。

しかもその都度返済するお金を用意しておかなければなりませんから、収入的には返済できると考えたとしても、時期によってはお金の用意が難しくなる場合が考えられます。

ですから、そういったことが起きないように、常に返済日を管理して、返済日を忘れない様にするだけではなく、返済するお金を準備しておかなければなりません。

~返済日は選べる場合がある~
カードローンの返済日というのは、自分で選べるようになっている場合も有るので、もし複数のカードローンを抱えるのであれば、給料日以降でできるだけお金のある時期を選ぶようにしましょう。

そうすれば少なくとも返済するお金に四苦八苦する可能性は低くできるはずです。

借入前に返済の可能性を評価すべき!返済日の管理方法の検討も必要

このようにカードローンの複数利用には問題があるので、もし複数利用を実際に行ないたいという場合には、まず、自分が返済していけるのか可能性を評価する必要があります。

また実際に利用する場面を想定して返済日を管理して返済するお金をいくら用意する事になり、自分に用意できるのかどうかを検討してみる必要があります。

もしこういった検討の中で、返済が難しいと判断した場合には、必要だからと言って、安易に借入れしてしまうと返済できなくなるので、絶対に借入れしてはいけません。

複数利用する場合は返済の可能性を評価しよう

カードローンの複数並行した借入れには、こういった問題があるので、実際に複数の借入れをしようと考えている場合には、こういった問題への対応を考えておく必要があります。

まず、合計した返済額が高額化する事への対応として、まず自分の返済能力の把握が必要です。

そのためにはまず1年程度前からの月々の収入額と支出額を調べて下さい。

収入額と支出額が分ったら次の計算式で月々の収支額を計算します。

収支額 = 収入額 - 支出額

これで各月の自分の余裕が分かりますから、この中で返済できれば生活には影響せずに返済が可能という事です。

そこでこの収支額が最少額になるときを自分の返済能力と考えて下さい。

この返済能力が次の数式を満たすかどうかを確認してみましょう。

返済能力 ≧ Σ各カードローンの返済額
       Σ:総和

この数式を満たしていれば、複数の借入れに対する返済が可能という事になります。

ただし、最近のカードローンは借入残高によって返済額が変わる残高スライド方式が採用されていますから、新たな借り入れをする場合は、必ず改めて、この数式が成り立つか確認が必要です。

返済日を管理しどのようにお金を用意するか検討が必要

次に返済日の管理についてですが、これは要するにスケジュール管理で、この場合には返済計画を作って、常に返済日が分かるようにしておくことが必要になります。

少額の融資を利用する場合、なかなかこういったことをしませんが、幾ら少額でも複数になった場合には、なかなか頭の中だけで管理できるものではありません。

しっかり思い出せるように、紙面でも画面上でも構いませんから、スケジュールとして確認できるようにしておきましょう。

そしてもう一つ、それぞれの返済日に用意しなければならないお金を明確にして、準備が必要な金額を明示しておくことも必要です。

できれば、給料日に以降その月に掛かってくる返済額は生活費とは別に分けておくようにしておくべきでしょう。

返済の可能性が無い安易な借入れはしてはいけない

もし返済能力から考えて、返済していくのは難しいと考えられる場合には、絶対に借りないようにしてください。

1件1件の返済額は少額ですから、返済できるような気になってしまうかもしれませんし、どうしてもお金が必要というような場合、借入れしてしまえば何とかなるなどと考える人もいます。

しかし、そういう場合、結局何とかなりませんから、返済の途中で返済不能になってしまうでしょう。

ですから見切り発車のようなことはせずに、返済が難しいという結果になったら、借入れするのではなくて、別の方法を考えるべきでしょう。

例えばカードローンと言うのは暫く借り入れや返済を続けていれば、利用限度額を増額してもらえる可能性があります。

すでに利用している訳ですから、増額できれば利用数が増えるわけでは無いので、返済しやすいのは間違いありません。

よく調べたうえで、返済できる方法を選んで下さい。

~日頃から自分のお金を管理しておこう~
本文では過去の収入額や支出額を調べろと言っていますが、それを行うためには、自分のお金というものを管理しておく必要があります。

最近ではスマホのアプリでも比較的簡単に記録を残すことができるものも有りますから、そういうものを使って、今日からでも記録を残しましょう。

自転車操業になったら要注意!多重債務者に転落する可能性

もし返済可能と判断して、借入れしてしまった場合も、複数返済していくのは大変難しいですから、当初の契約通りに返済をするためには、常に注意していかなければなりません。

もし返済をする時点で、他からの借入れで返済をするような自転車操業になった場合には、自分では返済できると考えていたとしても、かなり問題のある行為で注意しなければなりません。

返済に問題が生じて返済が滞るようなことになり、結局返済ができなくなった場合、複数の借入れがある訳ですから、多重債務者という事になってしまいます。

利用中も返済できるように十分注意が必要

このような検討をした結果、自分の収入の中から返済していけると判断した場合、実際に借入れすることになると考えられますが、それで問題がなくなったわけではありません。

最近は会社員であっても、収入が常に一定とは限らず、場合によっては収入が目減りしてしまう事も珍しくなくなりました。

もし、そういう事になった場合、当初は返済できていても、目減りした時点から返済は苦しくなってしまうはずです。

このため、返済計画は常に見直して、新たな条件の下で返済していけるような計画に変更していく必要があるのです。

例えば収入が減ったというのであれば、すでに借入れしたものは返済しなければなりませんから、自分の支出を見直して、不要不急の支出を削るなりして、返済に回せるお金を準備しなければならないわけです。

借入れで返済するような自転車操業になった時には要注意

複数の借入れで返済を行っている場合に、要注意信号として捉えなければならないのが、他のカードローンから借入れしたお金を、返済に回すという事があります。

これを繰り返すと、一見しっかり返済できているように見えますが、実際には借金をして返済しているという事で、自分の収入から返済して行けているわけでは無いのです。

こういうのも一種の自転車操業と言う事が出来、すぐにではないですが、次第に借入れできる枠が減っていって、しばらくすれば返済に行き詰ることに繋がっていきます。

ですから、もしこういったことを行い始めたら、できるだけ早めに返済を立て直す方法を考える必要があると思ってください。

返済できなくなってしまうと多重債務者に転落することになる

もし、返済の途中で返済することができなくなってしまった場合、どうなってしまうのでしょうか。

一時的にお金が必要か何かで返済するお金が用意できないというのであれば、金融業者に交渉して返済額を減額して貰えば、乗り切る事が可能でしょう。

最近のカードローンであれば、予め契約でそういう場合減額できることになっているものも増えてきています。

しかし、一時的ではなかった場合には、いよいよ返済は、難しくなって滞納につながることになってしまいます。

そうなった場合は借り手は複数の借入れを抱えて多重債務者という事になり、金融業者にも周囲にも大きな迷惑を掛ける事になってしまいます。

~多重債務者になったら最悪自己破産するしかなくなる~
多重債務者ということになると、金融業者は回収に乗り出し、いわゆる取り立てが行われることになります。

もちろん正規登録された業者であれば、取り立ても紳士的に行われますが、もはや貸していくれる業者は無いので、親類知人を駆け回ってお金を作るというようなことをしない限り返済は無理でしょう。

このため、多重債務者になったら、債務整理を行って債務の一部を放棄してもらうか、最悪の場合には自己破産して債務を帳消しにしてもらうしか方法がありません。

おまとめローンの利用を考えよう!そもそも複数利用する事が問題

複数のカードローンの返済を抱えてしまうと、当初は気が張っていて返済できていたとしても、完済までにはある程度返済を続けなければならず、場合によっては返済に行き詰る可能性もあります。

もし返済が苦しくなってしまった場合には、金融業者が提供しているおまとめローンの利用を考えましょう。

おまとめローンと言うのは複数のキヤッシングを借換えによって1つに纏めるもので、返済を1件にすることができます。

こういったことはそもそも複数利用してしまったことが大きな原因ですから、事情はいろいろとあるかもしれませんが、複数利用というのは問題があるという認識を持ちましょう。

当初は返済できていたとしても完済までできるとは限らない

先程も説明しましたが、当初は返済できていたとしても、そのまま完済まで契約通りに返済できる保証はありません。

先程のように収入が減ってしまう事も有りますし、収入が変わらなくても、生活費が嵩んでしまって、返済額が確保できなくなってしまう可能性も有ります。

もちろんこういう事は1件だけの借入れであっても可能性としてはありますが、複数の借入れをして、返済額が高額になる場合には、可能性も増えていきます。

しかし、こういった状態になるのは不可抗力の面も無いとは言えませんから、誰にでも可能性があるという前提で、対応を考えておく必要があります。

返済が苦しくなった時はおまとめローンの利用を考えよう

このため、こういった状況に陥った人を救済するためのローンが法的にも考えられており、そういったローンが実際に銀行や大手消費者金融から提供されています。

そのローンと言うのはおまとめローンというもので、貸金業法に規定があり、複数のカードローンなどのキャッシングを高額のローンで借り換えてしまって1件にまとめる事ができます。

1件に纏めてしまえば、月々の返済額は複数の合計の返済額よりも少額にでき、しかも返済日は月々1件にできますから、複数借入れによる問題点は一掃できます。

もちろん返済していくことは必要ですから、気を抜くことはできませんが、完済させられる可能性は大幅に増えると考えられます。

ただし、おまとめローンの利用者の多くが数年後にまた複数のカードローンなどを利用している状態に戻っているので、注意しなければなりません。

そもそも複数利用する事が問題という認識を持とう

このように複数利用から抜け出す仕掛けが有っても、なかなか抜け出すのは難しいようです。

しかしよく考えてみると、世間一般の家庭を考えた場合、何らかの目的の為に融資を受ける目的別ローンを利用する事はあっても、カードローンは別です。

カードローンのようなキャッシングの利用者は増えているとはいっても、全体から見れば、それほど多くの家庭は利用していないのです。

それでも生活は維持できている訳ですから、複数のカードローンを使って並行して借入れを利用する事が、あまり一般的とは言えない事が分るはずです。

ですから、問題なのはそもそも複数カードローンを利用しなければならない状況になる事です。

そういったことが問題だという認識をもって、できるだけ借りず、借りる必要があっても複数並行して借りるようなことは避けるということを肝に銘じましょう。
~おまとめローンは審査が厳しくなりがちなので要注意~
おまとめローンは機能的に言って複数のローンの借換えですから、借入れは高額になりがちです。

金融業者は高額の融資になるにしたがって、審査は厳しく行うようになります。

このため、おまとめローンの審査というのは、それなりに厳しく行われることになり、通過できない場合も少なくありません。

おまとめローンは複数の借入れを抱えて困っている人には便利なものですが、あまり安易に利用できると考えるべきではありません。

ここでカードローンの複数借入について纏めておきます。

  • カードローンは3件程度は複数並行利用ができるが返済が高額になるなどの問題がある
  • 借入前に必ず返済の可能性を評価し返済が難しい場合には借りてはいけない
  • 他からの借入れで返済するようになったら返済に行き詰る可能性が高く注意が必要
  • 返済が厳しくなった場合にはおまとめローンで借入れを1つに纏めてしまうと良い

借入れというのは返済時に利息の支払いが必要ですから必ず損失が出るものです。ですから安易に借りるのではなくて、まずは自分の収入の範囲内で生活することを考えましょう。

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