西日本シティ銀行のカードローンは6種類!最高1000万円のものも
西日本シティ銀行は2004年に西日本銀行と福岡シティ銀行が合併して誕生し、なんと6種類のカードローンがあり最高1000万円までの融資に対応しています。
申込みはネット経由の他、電話や窓口で行う事ができ、申込条件は収入の他、20歳以上69歳以下で利用が可能で、年金生活者でも利用できるものがありますから、退職後の人も申込めます。
借入方法はATMの他自動立替にも対応しており返済は指定した普通預金口座から自動引落で行われる事になります。返済方式は残高スライド方式で最低5千円となり、ちょっと高めの設定にです。
西日本シティ銀行には6種類もカードローンがある!最高1000万円
西日本シティ銀行は福岡市に本店を構えている地方銀行で、2004年に西日本銀行と福岡シティ銀行が合併してできた銀行で、九州各県と中国地方の一部に支店網を展開していて広域の地方銀行です。
地方銀行の場合複数のカードローンを提供している例がよく見られますが、この西日本シティ銀行では6種類も提供しており、他では見られない特徴になっています。
これ等のカードローンは一般向けから利用目的限定のものまで様々ですが、中には1000万円まで融資を行うものも有るので、自分の要求を満たすものを選んで下さい。
西日本シティ銀行とは?
西日本シティ銀行は福岡市博多区に本店を構えており2004年にもともと地方銀行だった西日本銀行と第二地方銀行だった福岡シティ銀行が合併してできた地方銀行です。
両行とももともと福岡県にあった相互銀行で金融機関の合併及び転換に関する法律によって地方銀行に転換したものです。
現在では福岡県だけではなく九州全県に支店網を構築しさらに岡山県以西の一部の県に幾つかの支店を展開しています。
ただし西日本という表現はいささか広域すぎるのではないかと思えるので利用者は注意が必要でしょう。
西日本シティ銀行の提供しているカードローンは6種類
この西日本シティ銀行もカードローンを提供していますが、その数がなんと6種類も有って、利用者の方が混乱しそうです。
提供されているカードローンには次のようなものがあります。
- NCBキャッシュエース
- キレイのトビラ
- V-CLASS
- NCB EZ教育カードローン
- NCB 学生奨学ローン
- リバースモーゲージ 輝く明日へ
この中から自分に合ったものを選ぶわけですが、名前から分かるように後半の3つは、目的別かリバースモーゲージをカードで利用できるもので、一般向けとは言えませんからここでは説明しません。
前半の3つについて紹介していきます。
- NCBキャッシュエース
NCBキャッシュエースの仕様は次のようになっています。
商品名 | NCBキャッシュエース |
---|---|
融資額 | 10~300万円(10万円単位) |
金利(年利) | 13.0%~14.95% |
返済方式 | 残高スライド方式 |
- キレイのトビラ
キレイのトビラの仕様は次のようになっています。
商品名 | キレイのトビラ(女性のみ) |
---|---|
融資額 | 10~300万円(10万円単位) |
金利(年利) | 11.0%~12.95% |
返済方式 | 残高スライド方式 |
- V-CLASS
V-CLASSの仕様は次のようになっています。
商品名 | V-CLASS |
---|---|
融資額 | 50~1000万円(10万円単位) |
金利(年利) | 3.0%~7.1% |
返済方式 | 残高スライド方式 |
最高1000万円までの融資の利用が可能
それぞれ仕様が違いますが、V-CLASSを利用すれば最高1000万円までの融資が利用できる可能性があります。
この1000万円というのは、メガバンクなどの都市銀行でも提供していない金額で、カードローンの中ではかなりの高額の限度額になります。
ただし、V-CLASSの場合年収が400万円以上ないと申込めないなど、申込む為のハードルが高いので、西日本シティ銀行のカードローンの中で借り易いとすれば、NCBキャッシュエースかキレイのトビラになります。
またキレイのトビラは女性限定になるので、以降はNCBキャッシュエースを例に説明していきます。
NCBキャッシュエースの場合金利は、利用限度額と関連付けて次のようになっています。
利用限度額 | 金利(年利) |
---|---|
100万円未満 | 14.95% |
100万円以上200万円未満 | 14.0% |
200万円以上 | 13.0% |
返済日前日の利用残高 | 返済額 |
---|---|
20万円以内 | 5千円 |
20万円超50万円以内 | 1万円 |
50万円超150万円以内 | 2万円 |
150万円超200万円以内 | 3万円 |
200万円超300万円以内 | 4万円 |
NCBキャッシュエースの利用上の注意!申込可能地域が限られる
NCBキャッシュエースに限らず地方銀行のカードローンの殆どはその銀行の営業地域内に居住或は勤務先が無ければ申込む事ができないので、NCBキャッシュエースを利用したい場合には先に確認しておきましょう。
また利用するATMのうち一部の提携ATMの場合利用時に利用手数料がかかる事になるので、無駄を省くためには、申込みの前に自分の周囲に利用手数料が掛からないATMがあるか確認しておきましょう。
また返済方式は残高スライド方式ですから、借入残高によっては自分の返済能力を超えてしまう可能性も有るので、借入れする時点でそういう事にならないか確認するようにしてください。
申込みは地域が限られるので要注意
NCBキャッシュエースに限りませんが地方銀行の金融商品のほとんどは、その銀行の営業地域内に居住するか勤務先がある場合でなければ、申込むことができません。
NCBキャッシュエースを提供している西日本シティ銀行の場合、福岡県を中心にして中国地方の一部と九州各県に支店を展開しています。
提携ATMは利用手数料が掛かる
また利用できるATMはコンビニ等提携金融機関のものを含めて、全国で利用できるので、安心ですが、一部提携ATMの場合には利用手数料がかかる事になるので注意が必要です。
ですから、利用する場合には、自分の行動範囲内に利用手数料が掛からないATMが有るかどうか確認しておきましょう。
利用手数料というのは一回一回はそれほど大きな負担には感じませんが、利用方法によっては一回分だけでも利息よりも高額になることも有るので無視してはいけません。
残高スライド方式のため利用には注意が必要
もう一つ利用上の注意としては返済方式の残高スライド方式です。残高スライド方式は借入残高が増えれば返済額も高額になっていきます。
NCBキャッシュエースの場合は利用残高が20万円以下の場合であれば月々5千円の返済ですが、200万円を超えるような借入れを行った場合、月々の返済額は4万円になってしまいます。
ですから借入れには十分注意して、自分の返済能力で幾らまで借りられるのか、予め確認しておき、絶対にそれ以上の借入れにならないようにしなければなりません。
本文では地方銀行の金融商品は営業地域内でなければ利用できないと説明していますが、法律的には地方銀行でも全国展開することができます。
このためごく一部ではありますが、地方銀行のカードローンの中にも全国から申し込みができるものがあります。
地方銀行の金融商品を利用しようという場合には、こういったことにも注意して探してみてください。
ここで西日本シティ銀行のカードローンについて纏めておきます。
- 西日本シティ銀行には6種類のカードローンがある
- NCBキャッシュエースはネット経由等3つの申込方法があり審査の難易度は緩め
- 借入方法はATMと自動立替が利用でき返済は自動引落で行われる
- 申込みは地域が限られるので注意が必要
西日本シティ銀行は西日本とは言っていますが関西地区は含まず、主に岡山以西に店舗展開している地方銀行で、地方銀行としてはかなり広域の銀行ですが、名前から誤解を招くことがあるので注意してください。