簡単カードキャッシング!自分向きローンカード選び

キャッシングの複数並行利用は勧められない!多重債務者になる可能性

高額のお金が必要になると、キャッシングを並行して複数借りようと考える人がいますが、利用できるかどうかは金融業者側の考え方次第で3件程度までなら、利用できるものもあります。

ただし、同時に複数申込を行ってしまうと、審査でかなりお金に困った状態になっていると判断されることになって、そんな人にはお金は貸せないという事になるので審査通過は見込めません。

また複数並行して利用した場合、返済も月々複数になるので、1件の場合に比べて、かなり苦しくなって生活にも影響が出る事が考えられ、場合によっては多重債務者に転落してしまう可能性もあります。

キャッシングの複数並行利用は可能?キャッシングによっては可能

キャッシングはそれぞれ独立したローンという事になりますから、金融業者側が融資しても構わないと判断すれば、すでに別のキャッシングを利用していたとしても、新たなキャッシングの利用は可能です。

ただし、何件も借入れすればそれだけ返済能力も分割されることになるので、金融機関もいくつでも構わないということは無く、多くても3件程度まで、4件以上になると審査通過はできなくなります。

もし、複数のキャッシングの利用を考えているのであれば、事前に複数利用を認めているキャッシングかどうかを調べて、実際に複数利用できている人がいることを確認してから申込みましょう。

キャッシングの複数並行利用は金融業者の考え方次第

キャッシングは簡単にお金を引き出すことができるので大変便利ですが、申込当初の利用限度額はそれほど高額にはなりませんから、利用目的によっては、足りないという人も少ない数ではありません。

それでも多くの場合には、設定された利用限度額内で、なんとか遣り繰りするものです。しかし一部の人はそうは考えず、別のキャッシングを利用してでも必要なお金を借りようとする人がいます。

そこで問題になるのが1つキャッシングを契約している状態で、別のキャッシングの契約が可能なのかという事です。

複数並行してキャッシングを利用する事は、特に法的に禁止されている訳ではありません。

ですからこれはキャッシングを提供している金融業者の考え方によって違ってきます。

キャッシング業者の中には複数利用は認めていないという場合は有りますが、返済できる程度の余裕があるのであれば、融資しても構わないと考える業者も存在しています。

3件程度までは可能性有り4件目以降はまず審査通過はできない

このように複数利用を容認する業者は特に珍しい訳ではありませんが、そうは言っても業者としては返済できて利息を支払ってくれるという事が至上命題です。

このため、返済能力があったとしても3件を超えるような融資は危険性を考えて審査に通過させるようなことはありません。

したがってすでにキャッシングを3件利用してしまっている場合には、新たなキャッシングを申込んだとしても、まず審査に通ることはありません。あまり危険な借り入れはするなという事です。

事前に複数利用が可能なキャッシングかどうか調べておこう

もし既にキャッシングを1件使っていて、新たにもう1件申込もうと考えている場合には、まずはインターネット上で検索して、申込もうとしているキャッシングで複数利用の実績が有るか調べて下さい。

そういった複数利用の実績がない場合には、そのキャッシングでは複数並行利用を認めていない可能性があります。ですから申込みをするだけ時間の無駄で、申込みをしたという記録だけが残る事になります。

そういった記録が残ってしまうと、申込ブラックという事になって、暫くの間、どのキャッシングの申込みをしても審査に通過できないというような状況になってしまう可能性があるので注意してください。

~まずは借りなくて済ませることを考えるべき~
本文で説明しているように、キャッシングは複数並行利用が可能です。ただし1件にしろ2件にしろ、本当に借入れが必要なのか申込みの前によく考えてみましょう。

もし遣り繰りで凌げればその後返済する必要も有りませんし、利息を支払う必要も無いのです。ですから安易にな借り入れを行うのは止めましょう。

複数同時に申し込んではいけない!すべて審査に落ちる可能性がある

複数利用が可能であっても、絶対に行ってはいけない申込み方があります。それは複数のキャッシングを同時並行して申しむことです。

このような申し込みをしてしまうと審査中にそれがバレてお金に困っていると判断され審査通過はできません。

このため、2件目3件目の申込みは前回の申込み後、少なくとも数カ月は間を空けてから行ったほうが審査通過の可能性は高くなるはずです。

また件数が増えるほど返済能力は分散して、返済能力の評価は下っていきますから、件数が増えれば、審査通過の可能性も減っていくので注意しなければなりません。

複数同時に申し込むと審査通過は難しい

このようにキャッシングは複数並行利用が可能ですが、申し込み方には注意しなければならい点があります。

複数並行利用を考える人の中には、最初から1つだけでは大した金額が借りられないと考え、複数同時に申込みを行う人がいます。

ところがこういった申込み方をしてしまうと、ほぼ間違いなく一つとして審査通過はできません。

これは先程も触れましたが申込みを行ったという記録が残る為で、この記録によって、金融業者側には複数同時に申込みを行っていることが分ってしまいます。

そういうことが分かったとしてた、金融業者はどう思うでしょう。誰が考えても、この人はお金に困っていて、かなり慌てている状況だと考えるはずです。

そんな人には金融業者でなくても危ないと考えてお金は貸さないでしょう。

つまり申込みを行ったキャッシングの審査は全滅という事になります。

2件目3件目は少なくとも数か月間を空けたほうが良い

このキャッシングの申込みをしたという記録は信用情報内に記録されますが、この記録の場合6か月を超えない期間で残る事になっています。

多くの場合は2か月から3か月で消えると言われているので、2件目を申込むためには少なくともこの2か月か3か月を待つ必要があります。

心配な場合には6か月待てば必ず消えるので、その間は1つのキャッシングを上手に利用する事を考えるようにしましょう。

安易に申込みをして審査が否決になってしまうと、またそこから6か月を超えない期間記録が残る事になるので、十分注意しなければ、なかなか新たな借り入れができなくなってしまいます。

件数が増えるほど審査は厳しくなるので要注意

ただし、複数並行利用を行う時に注意しなければならい事がもう一つあります。

それは件数が多くなるほど審査は厳しくなるという事です。

審査というのは詳細は公表されないので分かりませんが次のようなことが行われています。

  • 申込者が本人であることの確認
  • 申込者の返済能力の評価
  • 申込者の信用の評価

先程の信用情報を確認するのは信用評価の時ですが、もっと大きな問題は返済能力の評価です。

返済能力は申込者の収入から判断されますが、当然ですが借入れ件数が多ければ多いほど返済は高額になります。

このため、返済能力が変わらなければ、それを利用するキャシングの返済で割る事になるので、1件当たりの返済能力は少額になってしまいます。

これが審査基準を満たせればよいですが、満たせない場合も出てきますから、件数が増えれば増えるほど審査は厳しくなると考えなければなりません。

~自分の返済能力を正確に計算しておこう~
複数並行してキャッシングの利用を考えている場合には、自分の返済能力を正確に計算して、本当に返済できるのか、しっかり見極めましょう。

返済能力は、まず1年分程度の月々の収入額と支出額を調べ、次の数式で月々の収支額を計算します。

収支額 = 収入額 - 支出額

この収支額が月々の自分の余裕ですから、この中で返済できれば生活に影響させずに返済が可能という事です。

そこでこの収支額が最少額になる時を自分の返済能力と考えるようにしましょう。

複数並行利用は勧められない!多重債務者になることも有る

複数並行利用を行えば、それぞれから借入できますから、1件の時よりも高額の利用ができますが、それに伴って様々な問題も発生します。

まず通常なら暫く利用して信用を積めば利用限度額は増額してもらえますが、複数利用している場合には増額審査はまず通らないので、増額はできません。

また複数利用するという事は月々の返済も複数になるので、1件の時よりも厳しくなって生活を圧迫することになるという問題も有ります。

さらに返済できなくなる可能性は1件の場合に比べて格段に高くなり、下手をすると多重債務者になってしまうので、キャッシングの複数並行利用というのはとてもお勧めできる借り方とは言えません。

利用限度額の増額が難しくなる

このようにキャッシングの複数並行利用はいろいろと問題はありますが、やる気になれば可能です。

しかし利用を始めた後も様々な問題が出てくるので、そういった点に注意しなければなりません。

よく挙げられる問題としては次のような点があります。

  • 利用限度額増額に支障が出る
  • 返済が複数になり返済に支障が出る可能性がある
  • 返済に支障が出るとそのまま多重債務者になりかねない

まず利用限度額というのは、キャッシングの申込時に審査によって設定される利用者毎の融資上限ですが、この利用限度額は利用を続けて信用が上がれば増額審査を申込む事によって増額してもらう事ができます。

しかし、そのためには信用を上げていかなければならない訳ですが、契約後に別のキャッシングの申込みを行なってしまうと、審査での評価は大きく下がって、増額などはしてもらえなくなってしまいます。

ですから後々利用限度額の増額を希望しているのであれば、複数利用はすべきではありません。

返済も複数になるので返済に行き詰る可能性も大きくなる

もう一つは返済が複数になるという事です。返済が複数になると次のような問題があります。

  • 返済が複数になる事によって合計の返済額が高額化する
  • 返済日が複数になる事によって管理が煩雑になる

申込当初は、気持ちも張りつめているので何とか返済して行けますが、返済が長期化すれば高額の返済額を用意するのも大変ですし、返済日を忘れてしまう可能性も増えてきます。

悪い場合には、負担が大きすぎて返済に行き詰ってしまう可能性も無いとは言えません。

多重債務者になる事も珍しくないので複数並行利用は勧められない

もし返済の歯車が狂って、1つのキャッシングの返済ができなくなってしまった場合、返済は複数ある訳ですから、連鎖的に複数の返済ができなくなってしまう可能性も有ります。

そうなってしまうと複数の債務を背負う事になるので、たちまち多重債務者という烙印を張られる事になってしまいます。

多重債務者になれば、家族などの周囲にも大きな迷惑をかける事になって信用は大きく失われ、場合によっては債務整理を行わなければならなくなります。

ですから、キャッシングの複数並行利用を行う場合には、常にこういった多重債務者と隣り合わせだということを忘れないようにしなければなりません。

もっと言えば、そもそもキャッシングの複数並行利用は決してお勧めできるようなことではないのです。

~高額のお金が必要な時はもっと別の借り方を考えよう~
確かにキャッシングはお金が借り易く便利ですが、金利などを考えれば決して効率の良い借り方とは言えません。

高額利用が必要という場合、何らかの目的があるはずですから、それに見合う目的別ローンを見つければ、もっと低金利で効率の良い借り方ができるはずです。

しかも借入れは1件で済みますから、よく考えて借り方を選ぶようにしましょう。

返済が厳しい時はお纏めローンを利用!月々の返済額を抑えられる

もし安易に複数利用してしまって、返済の途中で厳しくなり、生活を圧迫しているるという場合には、お纏めローンを使って複数の借入れを1つに纏めてしまう事を考えましょう。

お纏めローンを利用すれば、借入れは1つになりますから、返済も月々1件にしてしまう事ができ、月々の負担を減らすことができます。ただし、月々の返済額が減る分、返済期間は延びるので注意しましょう。

このようにお纏めローンを利用すれば、返済を楽にする事ができますが、ローンと言うからにはお纏めローンも審査があり、ローンの性質上高額の借入れになるので審査はかなり厳しいと考えなければなりません。

返済が厳しくなった時はお纏めローンの利用を考えよう

もし既に複数のキャッシングを借りてしまっていて、返済が苦しいと感じるようになっていた場合は、多重債務者になるのを待つしかないのかというとそんなことはありません。

返済が厳しくなった場合には、銀行や大手消費者金融などが提供しているお纏めローンの利用を考えてみましょう。

お纏めローンと言うのは、複数のローンを一つに纏めてしまうローンです。

要するに複数のローンを借換えして新たな1つのローンで置き換えるという訳です。

このローンを利用すれば、借入れしているのは1件ですから返済額は複数合計にした場合よりも少額にできますし、返済日も月々1日だけにできますから、返済の負担を大きく減らすことが可能です。

お纏めローンでは返済額は抑えられるが返済期間は長期化する

もちろん良いことばかりではありません。1つに纏めてしまえば、これまでの借入残高の合計額の借入れが必要になる訳ですから、月々の返済額が減ったとしても、返済期間が後ろに延びる事になります。

つまり月々は返済しやすくなりますが、返済期間は長期化して、その間負担が続くという事になるので、そういう点については予め了解しておく必要があります。

ただ、たとえそうなったとしても、返済できなくなって多重債務者になってしまうよりもずっと良い訳ですし、信用が崩壊してしまう事も無いので、やはり利用できるのであればお纏めローンの利用はお勧めです。

お纏めローンにも審査があるので必ず利用できる保証はない

ただし、利用者から見ればお纏めローンは借換え目的であっても、金融機関から見れば、普通のローンと同じですから、他のローンと同じように審査を行います。

しかもお纏めローンの場合、複数のローンの借入残高を借り換えるという目的上、借入額は高額化する可能性が高くなります。

ローンは高額の借入れほど厳密な審査が行われることになるので、借入れが高額になるという事は、それに合わせてお纏めローンの審査も厳しくなる可能性が高い訳です。

このため、返済能力の評価も厳しく行われることになり、お纏めローンを利用したいけれども審査に通過できなかったというような場合も、そう珍しい話ではありません。

お纏めローンを申込む際には、そういった事も有るという事を認識したうえで申込みを行いましょう。

まずは現在借入れしているキャッシングの資料を持ってお纏めローンの取扱業者に行って相談してみるところから始めてみましょう。

~返済ができなくなれば最悪自己破産しなければならなくなる~
本文では返済が行き詰って多重債務者になった場合、債務整理に追込まれることがあると説明しましたが、多重債務を負って債務整理をする場合多くは自己破産を選ばなければならなくなります。

自己破産というのは債務を帳消しにして人生をやり直すきっかけにはできますが、信用は崩壊して長く信用情報に残りますから、安易に行うべきことでもありません。借入れには十分注意してください。

ここでキャッシングの複数並行利用について纏めておきます。

  • キャッシングの複数並行利用は可能
  • 複数同時に申込むと全て審査に落ちる可能性が有るので要注意
  • 複数並行利用は多重債務者になる可能性が有り決して勧められない
  • 返済が厳しい時はお纏めローンを利用して借り入れを纏めてしまうと良い

ネット上には複数利用を勧めるような記事も見られますが、これは利用者を誘導する目的の場合が多く、記事の信憑性から考え、決して誘導されないように注意してください。

閉じる
閉じる