三菱ufj銀行のバンクイックは500万円まで!最高年利14.6%
三菱ufj銀行は3大メガバンクの一角を占める巨大銀行で、カードローンはバンクイックといい500万円までの融資に対応し、金利は1.8%~14.6%と比較的低い設定になっています。
申込方法は店舗窓口での扱いはありませんが、ATMコーナーにあるテレビ窓口等いくつか用意されています。申込条件は安定収入の他、20歳以上65歳未満となっており、定年後の申込みはできません。
借入方法はATMからの引出しと振込みが利用でき、返済も自動引落を含めて3種類の方法が用意されています。返済方式は残高スライド方式で最低1000円からとなっており、返済しやすくなっています。
三菱ufjのバンクイックとは?500万円まで14.6%で利用可
三菱ufj銀行は何度かの合併を繰り返し、現在では日本の3大メガバンクの一角を占める程の巨大銀行に成長し、世界でも有数の銀行に数えられるようになっています。
この三菱ufj銀行にもバンクイックというカードローンがあり、最高500万円までの融資に対応しています。
もちろん利用者それぞれが利用できる枠は、審査で決まる事になるのであまり安易に考えてはいけません。
また金利は比較的低い1.8%~14.6%の範囲で設定され、利用限度額によって設定される金利の範囲が決まっていて、審査で適用金利が決められることになっています。
三菱ufj銀行とは?
三菱ufj銀行というのは日本の都市銀行の1つで、みずほ銀行と三井住友銀行と並んで3大メガバンクと言われる世界的に見ても巨大な銀行です。
三菱ufj銀行は2006年に当時巨大銀行と言われていた東京三菱銀行とufj銀行が合併して誕生しました。現在は三菱ufjフィナンシャル・グループ傘下の都市銀行となっています。
さらに言えば東京三菱銀行は三菱銀行と東京銀行が合併したものであり、ufj銀行は三和銀行と東海銀行が合併したものですから、三菱ufj銀行はこれ等の銀行が1つになった銀行という事ができます。
三菱ufj銀行のバンクイックというカードローン
三菱ufj銀行でもバンクイックという名前のカードローンを扱っており、次のような仕様になっています。
商品名 | バンクイック |
---|---|
融資額 | 10~500万円(10万円単位) |
金利(年利) | 1.8%~14.6% |
返済方式 | 残高スライド方式 |
最高500万円まで最高14.6%の金利で融資される
表を見れば分かりますが、バンクイックの利用限度額の上限は500万円までとなっています。
このため他の主要銀行が800万円になって来ているのと比較すると、メガバンクとしては少額に見えます。
ただし、これは上限であって、実際に利用者が利用できる利用限度額は審査で決められることになります。
しかも最高でも年収の半額までとなるので、利用限度額が500万円とか800万円とか言っても、実際にそこまで借りられる人というのはそうはいませんから気にする必要はないでしょう。
また適用になる金利も審査で決定されますが、これは設定される利用限度額で範囲が決まっており、次のようになっています。
利用限度額 | 金利(年利) |
---|---|
10万円以上100万円以内 | 13.6%~14.6% |
100万円超200万円以内 | 10.6%~13.6% |
200万円超300万円以内 | 7.6%~10.6% |
300万円超400万円以内 | 6.1%~7.6% |
400万円超500万円以内 | 1.8%~6.1% |
つまり、利用限度額が高額になればなるほど、適用になる金利は低くなっていく訳です。
高額の融資ができるというのは年収も関係しますが、信用評価が高いということになり、大きな信用を持つ人には高額のお金を有利な金利で借すという事です。
日本にはメガバンクと呼ばれる銀行あ3つも有って支店も身近にありますから感覚が鈍ってしまいがちですが、これ等の銀行は世界的に見ても非常に巨大で力のある銀行なのです。
こういった銀行を持っているという事は世界的な金融危機が発生しても、国家を持ちこたえる事が出来、国力の源泉にもなっています。
バンクイックの申込方法とは?審査は銀行としては緩めと言われる
バンクイックの申込みは窓口での取り扱いはありませんが、ネット経由の他、ATMコーナーに設置されているテレビ窓口などの利用が可能になっています。
申込条件としては安定した収入があり、20歳以上65歳未満となっており、利用は70歳未満となり、70歳を超えると契約は更新されません。
このバンクイックは他の大手銀行のカードローンに比べて利用限度額の上限は低いですが、その分審査が銀行としては比較的緩いと言われており、多くの人が利用できる可能性があります。
バンクイックの申込方法
そこでバンクイックの申込みをしたいという時の申込方法ですが、次のような申込方法が利用できます。
- テレビ窓口
- 電話
- ネット経由(パソコン・携帯電話・スマートフォン)
バンクイックの場合、窓口での取り扱いが無いので注意が必要ですが、ATMコーナーにはテレビ窓口という他の金融業者で言う自動契約機が設置されています。
このテレビ窓口は店舗の窓口という訳ではありませんが、画面上で対面で申込みができるので、分からないようなことがあった場合には、この申込方法がお勧めです。
ネット経由の申込みでは携帯電話(フューチャーフォン)からの申込みも可能なので助かる人もいるでしょう。
またスマホ用には専用アプリも用意されているので、より容易に申込むことができるはずです。
申込条件を確認
カードローンを申込むには金融業者が定めた申込条件を満たさなければなりませんが、バンクイックの場合は次の条件を満たしている必要があります。
- 安定した収入がある
- 20歳以上65歳未満の日本国内に居住している個人
この他保証会社の保証が受けられることが必要です。
申込条件の年齢制限の上限は65歳未満ですが、融資の利用自体は70歳未満となっているので、定年後も利用したいという場合には65歳になる前に申込みを行っておけば70歳になるまでは利用が可能です。
また、銀行のカードローンではその銀行に普通預金口座を持っているか新たに開設する必要がある場合がありますが、バンクイックでは特に普通預金口座を三菱ufj銀行に持っている必要はありません。
審査は銀行のカードローンとしては比較的緩いと言われる
申込みを考える場合に気になるのが審査の難易度ですが、バンクイックは銀行のカードローンですから、一般的に言えば消費者金融のカードローンよりも厳しいということになります。
ただし、他の銀行と比較した場合には、三菱ufj銀行の場合広く利用してもらいたいと考えている事が窺え、比較的審査は緩いと考えられます。
先程利用限度額と金利を示しましたが、最高金利を見た場合14.6%で、みずほ銀行カードローンの14.0%等に比べて高い設定になっていますが、これによってその分信用が低くても融資が可能になっている訳です。
バンクイックをテレビ窓口で申込む場合、申込時に提出する本人確認書類が運転免許証であれば、その場でローンカードを発行してもらう事ができます。
ただし、審査結果は翌営業日以降になるのでカードの利用が可能になるのはその後という事になります。
しかし何度も店舗に行ったり、郵送を待つことは無いので、近くにテレビ窓口があれば利用を考えてみましょう。
借入方法は2種類!返済方式は残高スライド方式で最低月千円から
バンクイックの借入れはローンカードを用いてATMから引き出す方法と三菱ufj銀行に振込依頼を行う事で利用者の普通預金口座に振込んでもらう事もできるようになっています。
返済方法は自動引落の他、ATMからの入金などの方法が利用できますから、自分が返済しやすい方法を選んで、忘れないように返済するようにして下さい。
返済方式は残高スライド方式が採用されており、最低返済額は条件によって違いますが千円からということになっているので、借り過ぎなければ、大変返済しやすいと言えるでしょう。
バンクイックの借入れはATMか振込みの2種類
申込んで審査に通過できれば、いよいよ融資の利用が可能になりますが、バンクイックの借入方法は次の2つが用意されています。
- バンクイックのローンカードでATMから引き出す
- 利用者本人名義の三菱ufj銀行の普通預金口座への融資の振込
振込みの場合はネット経由か電話による振込依頼を行う事になります。
ただし、振込みによる融資を利用するには、振込先は三菱ufj銀行の普通預金口座という事になるので注意が必要です。
先程説明したよう、バンクイックは特に三菱ufj銀行に普通預金口座が無くても利用が可能です。しかし口座を持っていない場合には、この振込みによる融資の利用はできないということになります。
バンクイックの返済方法
借入れをしたら次は返済です。バンクイックの返済方法は次の3種類が利用できます。
- 自動引落
- ATMからの入金
- 指定口座への振込み
ただし、自動引落が利用できるのは三菱ufj銀行の普通預金口座だけからとなるので、持っていない利用者の場合には、ATMからの入金か振込みという事になりますから注意してください。
返済期日も次の2つから選ぶことができます。
- 毎月利用開始時に利用者が指定した期日
- 借入れ翌日或は前回返済日の翌日から35日以内
この中から自分が返済しやすいほうを選んで下さい。特に利用者が指定しなければ35日以内という事になります。
返済方式は残高スライド方式で最低千円となっている
返済方式は先程表に示した通り残高スライド方式になっており、適用金利によって次のように決まっています。
借入残高 | 金利が8.1%超の場合 | 金利が8.1%以内の場合 |
---|---|---|
10万円以内 | 2000円 | 1000円 |
10万円超20万円以内 | 4000円 | 2000円 |
20万円超30万円以内 | 6000円 | 3000円 |
30万円超40万円以内 | 8000円 | 4000円 |
40万円超50万円以内 | 1万円 | 5000円 |
50万円超(10万円ごとに) | +2000円 | +1000円 |
利用限度額は信用によって決められる事になりますが、この信用というのは金融機関と利用者の間のお付き合いの度合いで評価されます。
このため、あまりお付き合いが無い申込当初というのは評価が低く利用限度額も通常はかなり少額です。
ですから高額の利用限度額が欲しいという場合には、適正な利用を続けて信用を上げ、何度か増額申込みをして徐々に上げていくという事になります。
バンクイックの利用上の注意!利用可能なATMには要注意
大手銀行の場合提携している金融機関は非常に多く、通常全国に提携ATMが有るものですが、バンクジックの場合利用できるのが三菱ufj銀行のものと一部コンビニのものに限られる為注意が必要です。
また借入れする場合ATMでは千円単位で借りられますが、振込依頼の場合は1万円単位になるので、必要以上の借入れにならないように十分注意しなければなりません。
さらに返済方式の残高スライド方式は借り過ぎてしまうと、返済額が高額化して、場合によっては自分の返済能力を超える事にもなりかねないので、借入れには十分注意する必要があります。
利用可能なATMは限られるので要注意
三菱ufj銀行のような巨大銀行の場合、提携している金融業者も多く、他の巨大銀行のカードローンではそういった提携金融機関のATMが利用できるようになっているのが普通です。
ところがバンクイックの場合には、三菱ufj銀行のATMの他、次のコンビニATMのほかは利用できません。
- セブン銀行ATM
- ローソンATM
- E-net
ですから、バンクイックを利用したいと考えているのであれば、自分の行動範囲内に、これらのATMが有るのかどうかをまず確認しておくようにしましょう。
ATMと振込みでは借入れできる単位に違いがある
先程融資の借入方法としてATMと振込みが利用できることを説明しましたが、両者の間には多少違いがあるので注意が必要です。
以前はコンビニATMの機能の問題で融資単位が1000円の所と1万円の所という違いが出る事が有ったのですが、現在ではコンビニATMも改善されてATMでは1000円単位の融資の利用が可能です。
このため、バンクイックの融資でもATMの利用では1000円単位で融資の利用ができる事になっています。
しかし、不思議なことにバンクイックでは、金額に制限がないはずの振込みによる融資では1万円単位でなければ融資の利用ができない事になっています。
ですから、利用する場合には無駄な借入れにならないように注意しながら利用するようにしてください。
借り過ぎてしまうと返済額が高額化してしまう
もう一つ注意しなければならないのは、月々の返済額です。説明したように返済額は返済方式によって決まり、バンクイックでは残高スライド方式で計算され、最低の場合は1000円です。
ですから、利用する場合には、自分の返済能力から幾らまでなら借りても大丈夫なのかを確認しておくようにして、それ以上借りないように注意してください。
本文で説明しているように、バンクイックの返済では普通預金口座が三菱ufj銀行似なければ自動引落が利用できませんから、返済日までに自分で入金する必要があります。
そこで重要になるのが返済日を忘れないという事です。そのためバンクイックでは返済日をメールで教えてくれるサービスを行っているので、ぜひ利用してください。
ここで三菱ufj銀行のバンクイックについて纏めておきます。
- 三菱ufj銀行のバンクイックは500万円までの融資に対応
- バンクイックの申込みはテレビ窓口など3つの方法が利用できる
- 借入方法はATMと振込みの2種類で返済方法は自動引落など3種類が利用可能
- 返済方式が残高スライド方式の為借り過ぎると返済が難しくなるので要注意
バンクイックは月々の返済額が少額で安易な借入れをしてしまいがちで、本来なら借りなくて済むお金も借りてしまいかねません。ですから借入れを考えた時は本当に必要なのかよく考えてから利用しましょう。