簡単カードキャッシング!自分向きローンカード選び

キャッシングの損得は金利でなく利息で考える!自分の使い方が重要

利息というと金利を連想してしまい、この2つを混同してしまっている人もいますが利息と金利は別概念で金利が低くても利息は高額化する可能性もありますから、両者の関係をしっかり理解しておきましょう。

キャッシングを選ぶ際は損得を第一に考えて、できるだけ金利の低いものを選ぼうとしますが、金利が同じでも利用方法で利息は違って来るので、自分の利用方法から利息を計算して判断すべきでしょう。

またキャッシングというのは長期に渡って利用するものですから、損得さだけではなく、便利に利用できることも大変重要な視点になっているので、自分が何を重視するのかよく考えて選ぶようにしてください。

利息と金利を混同して考えてはいけない!利息と金利の関係を理解する

ローンは利用したら返済しますが、この時借りたお金である元金だけを返せばよいのではなくて利息も一緒に支払います。

この利息を計算するときに利用するのが金利ですが、どうもこの2つを混同している人もいます。

理解しているという人の場合でも、金利が高ければ利息も高いくなると単純に考えている場合も有ります。しかし実際には金利が低くても利息は膨らんでしまう事も有るのです。

ですからこれからキャッシングを利用しようという場合には、この利息と金利の関係を正しく理解して、どうすれば損ではなく得になるのかを考えなければなりません。

利息と金利を混同して考えてはいけない

キャッシングに限らずローンを借りようという時に、誰でも金利を気にしますが、それは何故でしょう。

それは金利が高ければ利息も高くなり不利になるというように理解している人が多いからです。

しかし実際に金利と利息の関係を正しく理解している人はどのくらいいるのでしょうか。

実はローンを借りるときに皆が金利を気にしているから、自分もなんとなく金利を気にしているという人もかなりの数になるのではないかと思います。

要するに金利と利息をうまく説明できず混同して考えている訳です。

金利が低くても利息が膨らむ可能性がある

金利というのは、利息を計算するときに元金に対してどの程度の割合にするのかを示している比率を表す数字ですから、金額を表す利息とは別の概念なのです。

しかもよく考えてみれば、利息は長く借りればその分長く支払う必要が有りますから、高額化します。この点もやはりみんな漠然とは理解している筈です。

この点から言えば、利息は金利だけで決まるわけでは無いという事が分るはずです。

つまり金利が低いものを必至になって探したとしても、長く借りていれば、利息は膨らんでいくのです。

ですから、そもそもの目的である不利にならないようにするには金利だけを考えていてはだめだという事です。

利息と金利の関係を理解する

では実際に利息というのはどのように計算されるのか確認しておきましょう。

利息は次の数式で計算されます。

利息 = 借入残高 × 金利(年利) × 借入期間(年換算)

これを見れば先程の話が良く分かると思いますが、利息の計算では金利も借入期間も同等に影響するという事です。

したがって、不利にならないようにするには、まず借入額をできるだけ少なくすること、金利が低いこと、借入れしたら早く返済してしまうことを考える必要があります。

金利だけに拘ってせっかく低い金利のものを選んでも利息は多かったという可能性も無いとは言えないのです。

~金融業者の利益は利息から生まれる~
金融業者は慈善事業をやっているのではなくて利益を上げるためにお金を貸しているのですが、この利益の基になっているのが利息です。

ですから利息を取られるのが理不尽に思っても、それは他の商品を販売する事と同様な商行為なのだと考えるようにしなければなりません。

キャッシングの損得は利息で判断すべき!自分の利用方法から考えよう

利息と金利の関係が理解できていれば何がお得になるのかが分かりやすいですが、しっかり理解できていない場合、何を判断材料にすればよいのか結局はっきりは分からず、あやふやな判断しかできません。

実際に損得を判断してお得な利用をするには、先程利息と金利の関係で説明したように、金利は1つの要素にすぎませんから、利息を使って判断するのが良い方法と言う事になります。

したがって、自分がキャッシングを利用する際に、利息を下げるためには何を重視すれば良いのか、それぞれ違うので自分の利用方法を基にして考えてみなければなりません。

キャッシングを損得で選ぶ場合何で判断すれば良い?

このように金利だけでは利息の金額は分からない訳です。

先程の数式を見て下さい。損得を考える指標としては、金利の他、借入残高、借入期間等が考えられますが、どれもそれだけでは金利と同じで分かりません。

結局、ローンの場合、借入れした元金を返済するのは当たり前の話ですから、それ以外に掛かる事になる金額が最も少額になる事を考えるべきでしょう。

損得の判断は金利ではなく利息で考えるべき

そこで、元金以外に掛かるお金を考えてみると、結局金利だとか借入期間ではなくて利息そのものを比較してみるしかないことが分かります。

ただし実際のローンでは利息以外にも掛かってくるお金があるので、その点については後で触れる事にします。

しかし、利息を比較するには、自分がいくら借りて、どのように返済していくのか利用方法を明確にしなければなりません。

例えばずっと月々返済していくのか、あるいはボーナス月などは、随時返済を使って大きく返済するのかなどで、最終的な利息のトータルは大きく違う筈です。

自分の利用方法から利息を下げるには何を重視すべきか考えてみよう

そこで、どのように考えればよいのかの例を説明しておきましょう。

まず一つ目の例としては、自分は緊急の時だけで、たまにしかキャッシングは利用せず、利用したとしても10万円以上というようなことは無いという場合を考えてみましょう。

その場合、返済期間もそれほど長期になるわけでは無いので、多少金利が高くても目に見えるほどの差になることは無く、例えばクレジットカードのキャッシングを枠の利用でも十分でしょう。

もう一つは、一回一回の利用額は少額だが、毎月生活費の補填として使い続けるという場合、一回一回だけを見れば、利息はそれほど膨らみません。

しかし、回数が多いですからやはり金利の低いカードローンがお勧めでしょう。

また趣味やレジャーに時々高額の融資を利用する事になると言う場合も元金が高額になり、返済期間も長期化が予想できますから、やはり金利の低いカードローンが狙い目と言えるでしょう。

~ローンは借りないのが最もお得~
本文ではお金を借りる前提で話を進めていますが、最もお得なのは利息という余分な出費がいっさい掛からない、借りないという選択です。

例えば生活費の補填は、自分の収入の範囲内で生活できれば、借りずに済ませられますし、趣味やレジャーであれば、先に貯蓄をして必要なお金を貯めてから行えばよいのです。

キャッシングでは便利さも重要!他のローンとは違う考え方も必要

ローンは損得を追求して選ぶべきものですが、キャッシングにはもう一つ便利さという視点が必要です。

それはキャッシングは借りたり返したりを続けて非常に長期間何度も利用するもので便利さも重要な選択基準になるからです。

他のローンは借入れは一度きりですから、便利さを追求する必要はありませんが、キャッシングをそれと同じように考える訳にはいきません。

キャッシングはこのお得さと便利さをどのようにバランスを取るのか自分の判断基準で決めて、それにあったものの中から最も自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

キャッシングは非常に長期に利用する可能性がある

キャッシングはローンの一種と言えますが、他のローンとは決定的に違う特徴があります。

まず他のローンの場合には、まず借入れして、その後は完済までずっと返済だけが続くことになります。

しかしキャッシングの場合には借りたり返したりをずっと続ける事が出来て、一度完済したとしても、それで終わりという事にはなりません。

このため他のローンとは違い、利用期間は非常に長期になる事になり、その間何度も借入れをする可能性がある訳です。

便利さも重視しなければ使い難さを感じるようになる

このため、キャッシングを利用する場合には、他のローンとは別に視点が必要になります。

他のローンの場合、借入れは1回きりですから、その時の利用方法が多少面倒であっても、全く問題にはなりません。

しかし何度も利用するという事になると、今度は使い勝手が悪いと、使い難さを感じるようになり、それが負担になってしまいます。

しかもキャッシングというのは店舗で利用するわけでは無くて、街中にあるATMどを利用する訳ですから、そういった点からの便利さを考えなければならない訳です。

例えば自分の周囲にキャッシングが利用できるATMが無く、交通費を払ってATMまで行かなければならないとしたら、不便で仕方がありません。

自分は損得重視か便利さ重視か?

つまりキャッシングを選ぶ視点としては次の2つの要素を考える必要がある訳です。

  • 損得
  • 使い勝手

もちろんこのどちらかを選ぶという訳ではなくて、自分は何を重視するのかをよく考えて、この2つの兼合いで、自分に丁度良いキャッシングを見つける事が重要です。

ですから、まずは自分がどのように考えるのかを纏めてみましょう。自分の使い方から、あまりお得さに拘っても意味がないという場合には、もっとも使い勝手が良いものを探せばよいでしょう。

これに対して高額の借入れを前提にしているような場合には、多少使い勝手を犠牲にしても、お得さを優先して選んだほうが良いでしょう。

~ローンはキャッシングだけではない~
本文でも触れていますが、ローンというのはキャッシングのほかにも存在し、個人が利用する場合、利用目的が指定されている目的別ローン等があります。

これ等の目的別ローンは通常キャッシングよりも金利が低い設定ですから、損得を追求する場合、目的がはっきりしているのであれば、目的別ローンを選びましょう。

実際の損得の判断では別の要素も重要!利用の掛かる手数料に注目

ただし、実際に損得を判断する場合、キャッシング以外の要素も考慮する必要があります。

特に注目したいのは、各種手数料で、融資を引き出す際にはATMの利用手数料がかかる事がありますし、返済する際には方法によって手数料が掛からなかったり、郵送費や振込み手数料が掛かることも有ります。

このようにローンの利用ではそれに付随して、余分な費用が掛かってしまう可能性があるので、自分の利用場面をよく考えたうえで、余分な費用が掛からないようにキャッシング選びや使い方を考えましょう。

実際の利用場面では利息以外にも損得を決める要素がある

最近はコンビニATMでも多くのキャッシングが利用できるようになりましたから、先程の交通費の例が当てはまる人というのは、かなり少数になりますが、多くの人が関係する余分にかかるお金も有ります。

それは各種の手数料です。これには次のようなものがあります。

  • 一部の提携ATMを利用した借入時の利用手数料
  • 同じく返済時の利用手数料
  • ATMの時間外手数料
  • 返済に振込みを利用した場合の振込み手数料

この他現在ではあまりありませんが、返済を現金書留で行う事を認めている場合の郵送料などもあります。

各種手数料には要注意

このようにキャッシングを利用していく場合、各種利用手数料については特に注意が必要です。

とは言ってもこういった利用は窓口で行うのではなく、ATMからの引き出しや返済も、振込みの操作も、金融業者側に手数をかけている訳ではないので、手数料名目でお金を取られるのは大変理不尽です。

手数がかからないように機械化してきたのではないのかと言いたいところですが、この利用手数料が、金融業者の利益の一つとしてもはや無くすことは難しいので、文句を言っても仕方がありません。

自衛手段としては、こういった各種手数料が掛からないような利用を考えるしかありません。

自分の利用場面からお得な利用を考えよう

そこで自分の利用場面をよく考えて、できるだけこういった余分な費用が掛からないように注意することを考えましょう。

例えば利用するATMは予め確認して、提携ATMを利用する場合でも利用手数料が掛からないものを選び、利用時間も時間外手数料が掛からない時間に利用するようにしましょう。

また返済では振込みで返済すればどうしても振込手数料は避けられませんから、他の余分な費用が掛からない返済方法を選びましょう。

お勧めとしては自動引落で、これなら残高に注意していれば返済を忘れるというような事もなくなり、返済できずに遅延損害金を支払う事も無くなります。

このほか、自分の利用場面を考えて、キャッシングを利用する際に付随して掛かるような費用が有れば、極力そういうものが排除できるように検討してみましょう。
~無利息期間も上手に利用しよう~
キャッシングの中には期間限定で利息が掛からない無利息期間があるものも有ります。

もちろんあまり無利息期間だけを重視して将来的に利息が高くなるようなものでは駄目ですが、利用しようとするキャッシングの無利息期間があるのであれば、利用方法を確認して積極的に利用しましょう。

ここでキャッシングの損得は金利でなく利息で考えるべきという点について纏めておきます。

  • 利息と金利は別概念で両者の関係を正しく理解しておくべき
  • キャッシングの損得は金利ではなく利息で判断すべきで自分の利用方法から考える事が重要
  • キャッシングはお得さだけではなく便利さを考える事も必要
  • 実際の損得の判断では利息だけではなく各種手数料などの検討も必要

急いで必要なお金でなければ、借りるよりも貯める事を考えましょう。そうすれば利息を払うのではなくて、払ってもらえるので借りるよりもずっとお得です。

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