カードキャッシングの使い方とは？借入だけではなく返済も大変重要！

カードキャッシングは便利ですが一種麻薬のようなもので利用を始めてしまうとなかなか抜け出せないものですから、利用する場合には目的をはっきりさせ、まずは借りずに済ませられないか考えましょう。

カードキャッシングの借入方法は、もともとはローンカードを利用してＡＴＭから引き出す方法だけでしたが、最近では振込依頼による振り込みや銀行では自動融資という方法も提供されています。

また借りたものは返済しなければなりませんが、返済方法はいろいろと利用できます。しかし、返済を忘れないためにはやはり自動引落を利用するのがお勧めと言えるでしょう。

カードキャッシングの使い方とは？まずは利用目的をはっきりさせよう！

審査に通過できれば契約を経て融資の利用ができる様になりますが、カードキャッシングは簡単に融資が利用でき、一度利用を始めてしまうと、なかなか抜け出すことができなくなってしまいます。

そこで利用する場合には、利用目的をはっきりさせて本当に必要な借入なのかを考え、融資を利用したら、本来の借入れ目的以外には使わないようにすることが、歯止めのない利用をしないためには大変重要です。

また借入れをしようと考えた時は、まず遣り繰りなどを考えて、借りずに済ませる方法が無いかどうかを考えてみる習慣をつけて、なるべく無駄な借り入れをしないように注意する必要があります。

キャッシングの利用を始めるとなかなか抜け出せない

カードキャッシングというのは一度審査に通過してしまうと、借入れ上限はありますが、その中で何度でも借りたり返したりを繰り返すことができます。

このため、お金が足りないと考えるとすぐに借入れができるので大変便利で、それまではいろいろと遣り繰りを考えなければならなかったのに、そう言う事も無くなり借入れを繰り返すようになります。

このような環境になってしまうと、多少でも困ってくると、安易に借入れを繰り返すようになり、利用開始当初は慎重な借り入れを行なっていても徐々に借入額が増えていくようになります。

そのうちには生活も借入れが無ければ成り立たないようになってしまい、こういった状態になると、なかなか借入れから抜け出すことが難しくなってしまいます。

利用目的をはっきりさせよう

もちろん、そういった状態は正常とは言えず、できるだけ早く抜け出した方が良いのは言うまでも有りません。

しかしすぐに抜け出すのは簡単ではありませんから、まず行いたいのは、お金を借りる場合には、利用目的を明確にするという事です。

生活費として多めに借入れして、後は何に利用したのかは良く分からないという利用方法ではなく、利用目的を決めて、それにかかる費用以上の借入れをしないようにしましょう。

そうすれば何に借入れを使っているのかが分かるようになり、それを無くすためにはどうすれば良いのかも考えやすくなるはずです。

借りずに済ませる方法が無いかよく検討してみよう

本来生活費というのは自分の収入の範囲内でなければならず、それ以上に掛かり続けるようなことになれば、借入れは膨らみ続け何時か生活は破綻してしまう筈です。

ですから目的を限った借入れだけにできたら、次はその借入れを行おうとした場合には、借りる事を考えるのではなくて、どうすれば借りずに済ませる事ができるのかを考えるようにしましょう。

最初はそう簡単には行かないかもしれませんが、そういうように考える習慣をつける事で、徐々に借入額を減らし、最後には借りずに済ませる事ができる様になるはずです。

また借入れというのは何時か返済しなければならず、その際には利息を支払う事が必要になるので、必ず損失を生むことになるという点も忘れてはいけません。

そう考えれば損失を出さないためにはどうすれば良いのかを考えるようになり、そういった点からも借り入れを抑制するようになっていくはずです。

こういった方法でなるべく早く借入依存から抜け出せるようにしてください。

カードキャッシングの借入方法とは？ＡＴＭだけという訳ではない！

では借入れするとして、カードキャッシングの借入方法を知る必要がありますが、これは以前のようにＡＴＭからの引出しだけではなく、振込依頼による振込みの他、自動融資という方法も提供されています。

もちろんカードと言っている訳ですからＡＴＭから利用するのが基本で利用者も多いですが、ＡＴＭの利用には注意が必要で提携先のＡＴＭを利用したり時間外に利用したりすると利用手数料が掛かります。

ですから、どんな方法を利用するにしても、利息だけではなく、その他に掛かってくるお金にも注意して、なるべくそういったものが掛からないように上手に利用することを考えるようにしましょう。

カードキャッシングの借入方法とは？

では次にカードキャッシングの借入方法について説明していきましょう。

カードキャッシングと言うくらいですから、ローンカードでＡＴＭから引き出すものだという事ぐらいは分かりますが、実際の借入方法はこれだけではありません。

現在提供されている借入方法には次のようなものがあります。

• ＡＴＭからの引出し
• 振込依頼による指定口座への振込み
• 自動融資

自動融資というのは、何らかの口座引落があった場合に、残高不足になってしまった時に、不足分をカードキャッシングの融資として肩代わりするものです。

ただしこれ等の借入方法が全てのカードキャッシングで利用できる訳ではありません。

特に自動融資というのは、その目的から銀行のカードローンの一部だけが行なっているもので、利用したい場合には事前に提供されているかよく調べておく必要があります。

ＡＴＭの利用が基本だが利用には注意も必要

もちろん、このように借入方法が３種類有ったとしても、やはり、利用者が多いのはＡＴＭを介して融資を引き出すという方法です。

ただし、このＡＴＭを利用する方法は街中でお金が必要になった時には便利ですが、注意しなければならない点もあります。

それはＡＴＭの場合提携関係や利用時間によって利用手数料が掛かってしまうという事です。

この利用手数料は通常１１０円か２２０円で、そう高額という訳ではありませんが、これが意外に大きな損失になるのです。

キャッシングを利用する場合、金利を気にする人は多いはずです。これは利息に直結するからで、要するに利息はなるべく減らして有利に利用しようと考える訳です。

ところがこういった人も利用手数料は多少掛っても仕方がないと考えがちになるのは何故なのでしょう。

それは大した金額ではないという印象が強いからでしょう。

しかし、例えば５０００円を18％の金利で３０日間借りた場合の利息を計算してみると次のようになります。

つまりこの場合利息よりもＡＴＭの利用手数料の方が高額になるのです。

ですからＡＴＭからの融資の利用ではなるべく利用手数料が掛からないＡＴＭと時間帯で利用するように注意が必要です。

お得さを考え上手に利用しよう

このようにキャッシングの利用では利息以外にも掛かってしまう費用というものがあります。

ですからお得さを考える場合には、利息だけを考えるのではなくて、元金以外に掛かってくる費用をできるだけ少なくするような利用方法を考える事が重要です。

そのためには利用手数料のほかにも、返済が遅延してしまった時の遅延損害金や、ＡＴＭまで行くのに交通費が掛かってしまう場合には、それについても考慮する必要があるでしょう。

この注意点はカードキャッシングを選ぶ時点から考慮し、自分が利用する場面を考えながら、お得に利用できるものを探すようにしましょう。

カードキャッシングの返済とは？まず返済方法と返済方式を理解しよう！

カードキャッシングで注意が必要なのは借入方法だけではなく、返済方法についても同じことが言え、利用の前にどのような返済方法があるのかを確認しておくようにしましょう。

返済では、返済方法だけではなく、月々返済額がどうなるのかを決める事になる、返済方式も重要で、どのような方式が採用され自分が月々いくら返済することになるのか確認しておきましょう。

また返済は返済日までに行わなければならないものですから、利用する返済方法はこれを忘れない様にする方法でなければなりません。この意味で返済は自動引落がお勧めと言えるでしょう。

カードキャッシングの返済方法とは？

借入したらそのお金は後々返済していく事が必要です。そこで次にカードキャッシングの返済について説明していきます。

現在カードキャッシングで利用できる返済方法には次のようなものがあります。

• 窓口での支払い
• 自動引落
• ＡＴＭからの入金
• 銀行振込
• インターネット経由での入金
• 現金書留

もちろん借入方法と同じで、これらすべての方法が利用できる訳ではありませんが、提供されている方法の中から自分が便利に利用できる返済方法を選ぶことができます。

返済方式もしっかり理解しておこう

返済を考えるうえでもう一つ重要なことは返済方式です。返済方式によって月々いくらの返済になるのかが決まります。

現在カードキャッシングで提供されている返済方式は主に次の２つの方式か、これ等から派生している方式になります。

以前は消費者金融を中心に元利均等リボルビング方式の採用が多かったのですが、この方式では借入額が高額になると、利息が膨らんでしまうという方式上の問題があります。

このため、現在では多くの金融業者で残高スライド方式が採用されるようになっています。

返済は自動引落がお勧め

先程説明したように、返済方法には様々なものが用意され、基本としては自分の利用しやすいものが良いと言えます。

ただし、返済も長期間続けていると、必ず返済日を忘れてしまって、返済ができなかったというようなことがあるものです。

ですから、返済方法を選ぶ場合には、もう一つの視点を持つべきでしょう。

それは返済日を忘れないような方法かあるいは、返済日を忘れても返済できる方法を選ぶという事です。

そこでお勧めの返済方法と言えるのは、やはり自動引落になります。

自動引落が何らかの理由で利用できなければ仕方がありませんが、利用できるのであれば、自動引落による返済を選びましょう。

もちろん自動引落でも残高不足という可能性があるので油断はできませんが、それでも返済ができなくなる可能性というのは少ないはずです。

返済できなくなってはいけない！日頃の何を注意すべきか？

カードキャッシングは借り方にもよりますが、返済が長期化する場合も有ります。この場合当初は問題なく返済していたとしても途中で返済に行き詰ってしまうような可能性も無いとは言えません。

返済できないようにならないためには、月々の返済額が膨らんで自分の返済能力を超えないようにすることが重要で、借り過ぎないようにすることを常に気にする必要があります。

もし返済ができなくなってしまった場合には、債務整理が必要になり、債務の一部放棄や、自己破産する事によって債務を帳消しにしてもらうという可能性も有る為、周囲に大きな迷惑をかける事になります。

返済中には返済が厳しくなることも有る

カードキャッシングに限らずローンを借入れしたら必ず返済していかなければなりません。

しかし借入額が高額になってしまったり、次々に借入れを繰り返していくと、非常に長期に渡って返済していかなければならない事になるので、借入れ当初とは状況が変わってくる可能性があります。

このため、場合によっては借入れを始めた当初は返済できていたとしても、返済している途中で返済が厳しくなってしまうこともないとは言えません。

そうなった場合、返済できなくならなかったとしても、生活を圧迫することになり、苦しい生活を強いられることになります。

返済できなくならないように注意すべきこととは？

では返済できなくならないようにするにはどういったことに注意すれば良いのでしょうか。

まず先程説明した返済方式を思い出してください。最近は残高スライド方式が採用されている為、返済額は借入残高によって変わる事になります。

返済途中で返済が厳しくなるというのは、大概がこの借入残高が高額化することによって起こります。

返済できなくなってしまったらどうすれば良い？

もし、返済できなくなってしまった場合にどうすれば良いのかというと、まず一時的なものであれば、キャッシングを提供している金融業者に連絡して一時的に返済額を減額して貰いましょう。

最近のカードキャッシングの契約では、予めそういった減額が可能という事が明記されている場合が増えています。

しかし、もし先々返済できる見通しが立たないという場合には、債務整理を行うしか方法がなくなります。

弁護士に依頼して、金融業者と話し合ってもらいましょう。

債務整理を行えば債務の一部を放棄してもらったり、場合によっては裁判所の判断を仰いで債務を帳消しにしてもらう事も可能です。

ここで、カードキャッシングの使い方について纏めておきます。

• カードキャッシングは使い始めると便利でなかなか抜け出せない為まず利用目的を明確にすることが重要です
• 借入方法はＡＴＭだけではなく振込みや自動融資などが利用できる
• 返済にも様々な方式があるが返済を忘れないという点が重要
• 返済できなくならないように借り過ぎには十分注意が必要

カードキャッシングは便利ですが、返済できなくなると大変ですから、どんなに少額の借入れでも、しっかり返済計画を立てて、それに沿って着実に返済していけるようにしましょう。