アイフルのカードローンは800万円まで!最高18%の金利で融資
アイフルは現在では珍しく、銀行グループに属さない独立系の大手消費者金融で、幾つかの消費者金融と並んで消費者金融としては最高額の800万円まで、最高18.0%の金利で融資を行っています。
申込方法はインターネット経由、電話、窓口の3つの方法が利用でき、申込条件としては20歳以上70歳未満で定期収入が有る事となっており、審査は独立系の為銀行の意向が働かず独自色が強くなっています。
借入方法はATMや振込依頼等3種類、返済方法は自動引落など5種類が利用でき、返済方式は借入後残高スライド返済方式が採用されているので借り過ぎると返済が苦しくなるので注意しなければなりません。
アイフルのカードローンとは?800万円まで最高18%で利用可能
最近の大手消費者金融は一時経営が傾いた時に大手銀行の支援を受け、そのグループ会社になって存続したというところが多いですが、アイフルだけはそういった経緯を経ず現在でも独立系を保っています。
このアイフルの提供しているカードローンは大手銀行や一部の大手消費者金融と同じく最高800万円までというかなり高額の融資に対応しており、金利は他の大手消費者金融と同じ最高18%となっています。
もちろん独立系だからと言って誰でもすぐに800万円まで借りられるという訳ではなく、利用限度額と適用される金利は審査での評価によって決定されることになります。
アイフルは独立系大手消費者金融
アイフルというのは日本における大手消費者金融の一角を占める業者です。
現在の大手消費者金融の多くは貸金業法の改正後に過払金の返還などで経営不振に陥り、提携している銀行の支援を受けて、その銀行のグループ企業になる事で、生き残る事ができました。
このためこういった消費者金融は以前は独立系と言われましたが、現在では銀行系消費者金融と言われるようになっています。
ところがアイフルの場合には、銀行からの融資は利用したものの、グループ企業になることは無く、独立系を保ちました。
ただその後不法行為が発覚して業務停止を食らったりして、利用者を減らすことになって、負債が大きくなってしまい、今なお経営再建中と言われています。
しかし、負債の返済は終わっており、経営としては油断はできませんが一時の危機は脱して、今もなお独立系大手消費者金融として生き残っています。
アイフルのカードローンとは?
アイフルは大手消費者金融ですから、いくつかの金融商品を展開していますが、やはり主力商品はカードローンという事になり、次のような仕様になっています。
商品名 | キャッシングローン |
---|---|
融資額 | 800万円まで |
金利(年利) | 3.0%~18.0% |
返済方式 | 借入後残高スライド返済方式 |
商品名はキャッシングローンですが、ここではカードローンと呼ぶことにします。
800万円まで最高18.0%の金利で融資している
表に示した通りアイフルのカードローンは最高800万円までの融資に対応しており、地方銀行などには更に高額なところも有りますが、大手銀行や一部の大手消費者金融と並んで非常に高額になっています。
また金利は3.0%~18.0%になっており、この範囲の中で審査で決定されます。18.0%というのは多くの消費者金融と同程度です。
最低金利の3.0%は大手銀行よりも低い場合も有るので、かなり有利な借り入れが可能という事ができます。
ただし、申込当初は18.0%になるのが普通ですから、あまり最初から有利な利用ができるというような期待はしないようにしましょう。
消費者金融は貸金業者ですから貸金業法によって管理されます。貸金業法には総量規制があるので、融資は年収の3分の1が上限になります。
このため、アイフルで800万円借りるにはその3倍の2400万円の年収が必要で、そう簡単に800万円借りる事はできません。
銀行の場合には貸金業法に縛られませんから、銀行によって違いますが年収の半分程度まで利用できるところも有るので、その場合年収は1600万円で済みます。まあ、これもそう簡単ではありませんね。
アイフルのカードローンの申込方法とは?審査は独自性が強い!
アイフルのカードローンの申込方法はインターネット経由、電話、店舗窓口の3つの方法が利用できますから、自分が利用しやすい方法を選んで申込みをすることができます。
申込条件は20歳以上70歳未満で、定期収入がある人となっており、未成年者や高齢者、収入が不安定な人や無職の人の場合には、この条件を満たせませんから、申込むことはできません。
特徴的なのは審査で、他の大手消費者金融は銀行のグループ会社という位置付けから銀行の意向も働き、審査内容も大きくは違いませんが、アイフルの場合には独立系で審査の内容は大きく違うと言われます。
アイフルのカードローンの申込方法は3種類
アイフルのカードローンの申込方法には次の3種類が利用できますから、この中から自分が利用しやすい方法を選ぶことができます。
- ネット経由(パソコン、スマホ、ガラケー)
- 電話
- 店舗あるいは契約ルームでの窓口利用
ネット経由の場合の申込みの流れは次のようになっています。
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アイフルのカードローンの申込条件
アイフルのカードローンの申込みを行うには次の申込条件を満たす必要があります。
- 20歳以上70歳未満(70歳になった時点で融資停止)
- 定期的な収入と返済能力がある事
収入については表現が分かり難いですが、定期的な収入が有って、一定以上の年収がある事が必要という事だと考えられます。
通常年収には200万円の壁があると言われており、200万円以上なければ審査に通過できないとされていますが、これは一般論であって、実際は各カードローンが独自に決めています。
アイフルが幾らを基準にしているかは不明です。
こういった申込条件が有る為、未成年者や高齢者、収入が不安定な人や無職で収入が無いような人の場合には、申込むことができません。
独立系消費者金融の為審査も独自性が強い
説明したようにアイフルは独立を保った大手消費者金融です。
他の銀行系消費者金融というのは多かれ少なかれ銀行の影響を受ける事になり、審査でも極端な判断はできません。
銀行の考え方というのはかなり堅い面があり、それが信頼にもつながっていますが、冒険はできません。このため考え方が画一的になりがちです。
ですから銀行系の消費者金融では審査はどこも一定の枠内に収まっていて、融資できる人は限られることになります。
しかしアイフルは独立系を保っていますから、審査でも独自色が強く、他の大手消費者金融では借りられないような人でも、融資される可能性があります。
このため可能性は極めて低いですがブラックの人が大手消費者金融を利用できるとすればアイフルだけと言われることも有ります。
ですから他では審査が否決になった人は、少し期間を空けてアイフルを申込んでみてください。利用できる可能性があるかもしれません。
本文の申込みの流れでカードレスも可能と記述している部分がありますが、これはカードを発行しないという意味です。
この場合カードがありませんからATMでの利用はできません。利用はもっぱら振込依頼による普通預金口座への振込みで行われることになります。
借入方法は3種類!返済方式は借入後残高スライド返済方式
アイフルのカードローンの借入方法は、ATMからの引出し、振込依頼での指定口座への振込みの他、店舗窓口での手渡しでの融資の3種類の方法に対応しています。
返済方法は自動引落など5種類が用意されていますから、自分が返済しやすい方法を選ぶことが可能になっているので、返済日さえ忘れなければ、返済しやすいカードローンと言えるでしょう。
また返済方式は借入後残高スライド返済方式が採用されており、借入後の残高を段階的に区切ってそれぞれで返済額が決まっており、借入後残高が高額になるほど返済額も高額になるように設定されています。
アイフルのカードローンの借入方法
審査に通過できれば次はいよいよ借入れですが、アイフルのカードローンの借入方法には次の3つが用意されています。
- ATMからの引出
- 振込依頼による指定口座への振込み
- 店舗窓口での手渡しによる融資
以前は他の多くの消費者金融でも普通に窓口で融資に応じていましたが、最近の大手消費者金融ではATMか振込みの2つの方法で行うのが普通になっています
アイフルでは窓口での融資を残しているので大手では珍しいと言えるでしょう。
アイフルのカードローンの返済方法
借入れした後は返済という事になりますが、アイフルの場合次の5つの方法で返済が可能です。
- 自動引落
- ATMからの支払
- コンビニのマルチメディア端末の利用
- 指定口座への振込み
- 店舗窓口での支払い
この中から自分が便利に利用できる方法を選ぶことができます。例えばコンビニが近くにあれば、コンビニATMを利用するか、マルチメディア端末を利用してレジで支払う事ができます。
また返済日は次の2つから選べます。
- 約定日制
- サイクル制
前者は会社員など決まった日に収入が入る人向きで、後者は自営業者などには使い易い方法と言えるでしょう。
返済方式は借入後残高スライド返済方式
アイフルのカードローンの返済方式は借入後残高スライド返済方式が採用されています。
この方式は直近の借入直後の借入残高を段階的に区切って、各段階で返済額が決まる方式です。
アイフルのカードローンでは次のように決まっています。約定日制とサイクル制で違うので注意してください。
借入後残高 | 返済額(約定日制) | 返済額(サイクル制) |
---|---|---|
1円以上10万円以内 | 5千円 | 4千円 |
10万円超20万円以内 | 9千円 | 8千円 |
20万円超40万円以内 | 1万3千円 | 1万1千円 |
40万円超50万円以内 | 1万5千円 | 1万3千円 |
50万円超60万円以内 | 1万8千円 | 1万6千円 |
60万円超70万円以内 | 2万1千円 | 1万8千円 |
70万円超80万円以内 | 2万4千円 | 2万1千円 |
80万円超90万円以内 | 2万7千円 | 2万3千円 |
90万円超100万円以内 | 3万円 | 2万6千円 |
100万円超300万円以内(10万円ごと) | +1千円 | +1千円 |
300万円超310万円以内 | 5万1千円 | 4万7千円 |
310万円超490万円以内(10万円ごと) | +1千円 | +1千円 |
490万円超500万円以内 | 7万円 | 6万6千円 |
500万円超790万円以内(10万円ごと) | +1千円 | +1千円 |
790万円超800万円以内 | 10万円 | 9万6千円 |
本文では返済方法は自分が返済しやすいものを選ぶように説明していますが、もう一つ重要なことは返済日を忘れないようにすることです。
ただし、人間はどうしても忘れる事があるので、返済方法としては返済日を忘れても返済できる自動引落がお勧めと言えるでしょう。
アイフルのカードローンの利用上の注意!借り過ぎると返済額が高額化
アイフルのカードローンを利用する上では次のような注意が必要です。
まず提携ATMがいろいろとありますが、利用手数料がかかる事になるので、提携ATMを利用する場合には、利用回数があまり増えないように注意しながら利用しましょう。
また提携ATMには機能上に差があり、融資の引出しと返済ができるものの他に、引出しだけしかできないもの、返済しかできないものが有る為、利用する時には予め確認して間違いのないようにしてください。
もう一つは借入後残高スライド方式という返済方式についてで、この方式では借りれ残高によっては返済額がかなり高くなってしまう可能性があり、自分の返済能力以上にならないように注意してください。
提携ATMを利用する場合利用手数料が掛かる
カードローンを利用する場合には、それぞれに注意しなければならない点があるものです。アイフルの場合には次に説明する注意事項があります。
まず注意しなければならないのは提携ATMの利用手数料です。アイフルのATMはそう多くはありませんから利用する場合には提携ATMという人は多いはずです。
他の金融業者では提携先でも利用手数料が掛からない事も有りますが、アイフルの場合には、提携ATMの利用では必ず110円或は220円の利用手数料が発生します。
ですから、利用する場合には、利用回数が増えないように先々を見て利用の仕方を考えるようにしましょう。
提携ATMには利用機能に差がある
提携ATMの利用にはもう一つ注意しなければならい点があります。それは提携先によって利用できる機能が次のように違っていることです。
まず借入れと返済の両方に対応しているものは次の提携先です。
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イオン銀行
- 三菱UFJ銀行
- 西日本シティ銀行
- E-net
- 親和銀行
次に借入れだけが行えるものは次の提携先です。
- 福岡銀行
- 熊本銀行
最後に返済だけに対応しているものは次の提携先です。
- FamilyMart Famiポート(マルチメディア端末)
- LAWSON Loppi(マルチメディア端末)
提携ATMを利用しようという人は目的の機能が利用できるか予め確認しておきましょう。
借入後残高スライド返済方式は借り過ぎると返済額が高額化してしまう
アイフルのカードローンを利用する上で一つ注意が必要なのが返済方式の借入後残高スライド返済方式です。
お金が必要だからと言って安易に借入れしてしまって、後々返済できないというようなことになってしまうと、最悪の場合自己破産しなければならくなることも有るので、安易な借入れは止めましょう。
キャッシングとかカードローンなどと表現していても、結局は借金ですから返済時は所定の金利に沿って計算した利息を支払う必要が有ります。
つまり借りたお金だけ返せばよいのではなく、利息分は損失になる訳です。
ですから、お金が必要な時にはまずは借りずに済ませる方法が無いかよく考える習慣を付け、なるべく損失が生じないようにしましょう。
ここでアイフルのカードローンについて纏めておきます。
- アイフルのカードローンは800万円まで最高18%の金利で融資が利用できる
- 申込方法はネット経由と電話の他店舗窓口でも可能
- 借入方法はATMなど3種類返済方法は自動引落など5種類が用意されている
- 提携ATMの利用手数料や返済方式に注意が必要
アイフルは経営が安定してきていて、以前のような体質を捨てコンプライアンスを重視しているので、今後はカードローンを選ぶ際には候補に挙げても良いでしょう。